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日記 アーカイブ
昇級審査
- 2012-10-13 (土)
- 日記
武道部と尚志館の昇級審査。
夜は武道部の幹部交代式と打ち上げ。
全て無事終了。
写真はありませんが、
みんな上手くなってます。
みんな強くなってます。
これからますます楽しみです。
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現実逃避の旅、補遺
- 2012-10-11 (木)
- 日記
補遺として写真を数葉。
雲谷庵跡
ここからは瑠璃光寺五重塔の相輪のアップ。
風鐸
水煙
宝珠(上)と龍車(下)
宝輪(九輪)
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明日から現実世界…のはずが
- 2012-10-10 (水)
- 日記
昨日こう書いた。
楽しかった現実逃避の旅は今日で終わり。
明日からは現実世界だ。
が、間違っていた。
家に帰ったらそこは現実世界だった。
この先は、……。
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現実逃避の旅5
- 2012-10-09 (火)
- 日記
現実逃避の旅5日め。
今日は大阪府立大学へ。
西田くんと10時に白鷺駅で待ち合わせ。
少し早く着いたので、駅前の白鷺珈琲工房さんへ。
豆も売っていたので、ガテマラを購入。
西田くんと合流して大阪府立大図書館(学術情報センター)へ。
山崎文庫の調査。
実は西田くんからのお誘いで、来週講演をするのである。大阪府大が所蔵する資料を実際に見て頂きながらの講演という企画だそうだ。実にいい企画である。
大阪府立大学貴重図書専門部会講演会
「和歌と俳諧ー本学所蔵資料の文学史的意義ー」
主催:大阪府立大学学術情報センター・上方文化研究センター
共催:大阪府立中之島図書館
西田くんは今日、「伝授書へのいざないー本学図書館新収「古今伝授資料」の紹介ー」と題して講演をする。
私は来週、「芭蕉をつくった男たちー支考と蝶夢ー」と題して講演をするのである。
調査を終え、西田くんの講演を拝聴する。
以外にも西田くんの講演を聞くのは、今回が初めてである。
熱弁をふるう西田くん4連発。
終了後、久しぶりに飲んだ(わたしはもちろんジンジャエール)。
楽しかった現実逃避の旅は今日で終わり。
明日からは現実世界だ。
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現実逃避の旅4
- 2012-10-08 (月)
- 日記
現実逃避の旅4日めは津和野。
たまたま今日は年に一度の「えびす講まつり」がありました。
石見神楽
いい感じのみち。
津和野といえば鯉。
大きいですねぇ~
藩校 養老館
鴎外の生家跡
なんと今年は鴎外の生誕150周年。
鴎外記念館 設計は宮本忠長さん。
ここで驚きの発見が!
昨夜の宿の部屋に、そこの宿に宿泊した有名人のサインを集めた冊子がおいてあった。何気なく開けると、「於菟」の署名が! 於菟といえば、美濃派37世道統宗匠の各務於菟さん。それまで以哉派と再和派に分裂していた美濃派を一つに統合した方である。奥様のヒロさんは私の大恩人である。
しかしいくら美濃派の宗匠といっても、一般にそれほど有名な訳ではない。吉永小百合さんや渥美清さんと並んでいるのもなんかおかしいなあとも思わないでもなかった。
なんと「於菟」さんは、鴎外のご長男の名前だった! 何とも恥ずかしい。自分の教養のなさを恥じるのみである。
教養と言えば、こんなことがった。
ぶらぶら歩いていると、有形文化財と書いてあるお店があった。
中に入る。
上品な女性が奥から出てこられた。
買い物をしながら聞いてみた。
「この建物はいつくらいのものなんですか?」
「このあたりは嘉永6年に大火がありまして、その後に建てたものです。他はその後また建て替えられましたが、うちはそのままなんです。」
「そうですか。じゃあもう150年ほどになるんですね。」
最後の台詞は、私ではなく、一緒にいたMさんのものである。
「普通の方は、嘉永6年と言ったら、それはどのくらい前ですかと聞かれます。ペリーが来航した年ですよ、などと説明するのですが。ぱっと150年くらい前とおわかりになるなんて、教養がおありですね」
「この人ね、すごい教養があるんですよ~。関西の大学の大教授なんです~」とついつい調子に乗って太鼓持ちになりきるわたし。
しばらく雑談。
なんとここの娘さんが出られた大学は、Mさんが非常勤で教えている大学だった。
ほんとうにご縁というのは不思議です。
しばし楽しいひとときを過ごさせて頂いた。
「ぜひお帰りにまたお寄り下さい。お茶をおいれしますので」。
御礼を言ってお店を出た。
そして、養老館やら森鴎外記念館やら北斎記念館やらに行ったのである。
道中のお店で、いろいろお買いものをした。
富くじをもらったので、引きにゆく。
はずれ。
「これに字を書いて勉強してね」と言って、小さいメモ用紙を差し出された。
「勉強なんかせえへんわぁ」と言いながらもらった。
富くじ会場は、先のお店の隣。実は先ほど話が盛り上がって、買おうと思っていたものを買うのを忘れて出てしまった。しかし、また行くとお茶を催促しているみたいで気がひける。どうしよう。まあいいか、ということで、入る。
「戻ってきました。これ頂きます。」
「あっ、先生。主人呼びます。今、富くじのところにいますので。」と言って電話をされた。
ご主人が戻ってこられた。
「先ほどはどうも。」
「勉強しいや」と言った方だった。
ご縁は恐ろしい。
当然のごとく「お茶を」となってしまったので、有り難く頂くことにした。
私もMさんも、普通にお茶だと思っていたのだが、それは甘かった。
きちんとした煎茶道にのっとった「お茶」だったのである。
(この後のことはあまりに凄すぎてここには書けません)。
とても驚かせて頂き、楽しませていただいてお暇した。
ほんと楽しかったです。
後はSL山口号に乗って新山口へ向かうのみ。
実はこの津和野行き、最初は1人で行く積もりで、津和野から帰るSLを予約していた。その後、Mさんから、「津和野に一緒に行きませんか? 実は既に自分の分のSL山口号は予約してあるんだけど。」とメールがきた。「えぇ~! ぼくも津和野行くつもりで、帰りのSL予約してありますよ~。じゃあ一緒に行きましょう。」ということになったのである。したがって一緒なのは津和野駅までで、SLとその後の新幹線は別々だった。
改札を入って、私は写真を撮りたかったのでMさんから離れて、前の方に写真を撮りに行った。そして自分の席に行ったら、ボックス席の向かいにMさんが座っている。
ほんとうにご縁というものは恐ろしい。
ひょっとして「のぞみ」何号車?
13号車。
やっぱり同じだった。どないなってるんでしょうね。
私は、「のぞみ」は席がたくさん空いている状態で指定した。
Mさんは、当初乗る予定の「さくら」を、この「のぞみ」に変更した。遅かったためこの席1席しか空いてないと言われたそうだ。
それが同じ車両。
さすがに今度は8番と12番。少し離れてはいたけれど。
私は新大阪で降りて梅田へ。
今日はここでもう1泊するのである。
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現実逃避の旅3
- 2012-10-07 (日)
- 日記
現実逃避の旅3日め。
山口市歴史民俗資料館へ。
企画展「山口の連歌と俳句ー宗祇から菊舎までー」が開催されている。
こちらも驚きの連続の展示だった。
これだけの展示をするには、一体どれだけのご苦労があったのか…。
初めて見る貴重な資料もあり、ほんとうに素晴らしいのひとことだった。
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現実逃避の旅2
- 2012-10-06 (土)
- 日記
現実逃避の旅2日め。
まずは特別企画展「中原中也の手紙―安原喜弘との交友」開催中の中原中也記念館に行く。
見ているうちに涙が出そうになった。
中原中也が背負っていた悲しみの幾分の一かの悲しみを私もまた背負っていたはずだが、知らないうちに誤魔化していたのだと思う。それがじわじわ出て来たのだろう。中原中也の魂に触れるとともに、自分自身の中に眠っていた自分自身の魂とも久しぶりに再会できたようだ。
実際に涙を流した訳ではないが、見終わったあと、子どもが大泣きした後のようにすっきりした。たまに大泣きした夢をみて目覚めてすっきりしていることがあるが、それよりも心地よかった。
失礼ながらその存在を初めて知った。
建物は磯崎新氏の設計だそうだ。
まもなく10周年記念祭があり、坂本龍一氏が総合アーティスティック・ディレクターという。
かなり面白い試みだと思う。
が、本来の目的はその中にある図書館。
しばしときを過ごす。
その後は山口大学へ。
俳文学会全国大会が開催されてました。
実行委員長の尾崎千佳さんの人徳により、参加者多数。発表もとても充実していた。さすがです。至れり尽くせりの心遣い。常人にはできない全国大会でした。
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現実逃避の旅
- 2012-10-05 (金)
- 日記
あまりに辛いので、現実逃避の旅に出ました。
行き着いたのは山口県湯田温泉。
湯田温泉の象徴である白狐がお迎えしてくれた
ホテルに荷物を置いて、雪舟亭へ。
タクシーの運転手さんに、雲谷庵跡に寄って、瑠璃光寺に行ってくれるようにお願いする。雲谷庵跡は、雪舟のアトリエだったという。
最近は観光客も減りましてね。新人の運転手がなかなか道を覚えられません。私らが始めた頃は、毎日どんどん走ってましたから。最低でも10年はかかります。雲谷庵跡なんて最近は行く人が少ないから、知らない運手手も多いですよ。「どこ?それ」って具合で。私ら古いですから、知ってますけどね。
と運転手さん。「ああ、そうですか」と私。しばらく走ると、亀のようなスピードに。そうするうちに、「道はここなんですけどねぇ~、あれぇ、すっかりかわっちゃってるもんで。」と言いながらUたーん。と、「700m先」という看板が…。「ほらっ、書いてあるでしょ!」と嬉しそうにおっしゃった。「あんた、700m行きすぎてるやん」とは言わずに、「あっ、ほんとだ!」と同調する。
確かに分かりにくいところにあったが、何とか到着。「自由にお入り下さい」とあったので、入る。
そして、瑠璃光寺へ。
五重塔
美しい…。姿がとても美しい。さすが。
しばらくその美しさに見とれていました。なんとも言えない繊細な美しさと安心感があります。
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