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日記 アーカイブ

形特別講習会とコーヒーゼリー

 12日。
 午前中形特別講習会。三十六手の第9回めである。楽しく稽古を終える。
 昼食後、このブログでコーヒーゼリーの完成を知った者が行きたいというので、5人でマスターのところへ。こういう流れはあっという間に出来てしまう。うまく乗れるのが武道的感性である。もちろん準備も含めて。その場で行きたいと思ったときに行ける状態にしておくのも、「間」である。
 しかしコーヒーゼリーは2個しか残ってなかった。私を除く4人で仲良く食べた。飛行機の時間があったイワサキくんには、エミコさんが写メをプレゼント。
 コーヒーの方は、私が「ネパール」、エミコさんが「タンザニア」と言ったところで、マスターが、ちょっと変な反応をしたので、すかさず聞くと、

 今日はタンザニアが一番よかったですね。

だって。
恐るべし、野生の勘。
すかさず私もタンザニアに変更した。
修行すべし、修行すべし。

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コーヒーゼリー

久しぶりにマスターのところへ。
2010年バージョンのコーヒーゼリーが出来ていた。
 毎年違うコーヒーゼリーを出しておられるのだが、今年は結構苦労されていたのである。ようやく完成したみたい。

 美味しい!
100909_152955_ed_ed_ed.jpg

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プレステージレクチャーズと飲み会

 6日。
 久しぶりに大学へ行く。もちろん仕事が山積。
 16時からホテルアークリッシュ豊橋で榊プロデュース第8回プレステージレクチャーズである。講師は前慶應義塾長の安西祐一郎氏(現慶應義塾大学理工学部教授)。演題は「新しい時代の人財育成-課題と展望-」。武道部員にも声をかけたので、何人か来た。それ以外にも学生が何人か来ていた。東三河商工会議所・商工会との共催ということもあり、企業の方から学生まで幅広い聴衆であった。
 いろいろ考えるところがあった。

 その後は、日本語学メンバー飲み会へ。今はなき日本語学(現日本語コミュニケーション論)の元受講生による飲み会で、今回が2回目。今回も私を呼んでくれた。武道部の飲み会とは全く違う雰囲気で、いろいろ楽しく語らう。
 次回も呼んでね。

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帰る

 5日。
 ホテルをゆっくり出て、いつものように神保町を巡る。日曜日はほとんど休みであるが、それでも私のいきつけの店は、何軒か開いているのである。武道関係の本を何冊か買う。
 昼過ぎの新幹線で帰る。

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久しぶりに大学へ

 31日。 
 久しぶりに大学へ。
しかしメールや書類が溜まっている。今日中にやらないと明日から東京である。
 なんとか今日締め切りの書類を書いて提出。でもメールの返信や手紙は書ききれなかった。

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薬師寺

 30日。帰る前に薬師寺へ。
 秋から東塔が本格的に解体修理に入るので、現在東塔西面の扉を開扉し、基壇上より初層内陣をご参拝できる。というのでGO!
 yakushiji_toto.jpg

 この姿、10年ほど見られなくなる。というか、同じ姿はもう二度と見られないのかも知れない。

 方寸塾生、武道部員と写経をしようと思って写経用紙を買って帰る。

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訪書旅行

 大阪俳文学研究会の訪書旅行で朝日町へ。貴重な資料がどっさりで非常に充実した調査となった。よくこれだけお集めになったと思う。学芸員の方もとてもよい方たちで、行き届いたお心遣いであった。お世話頂いた0くんにも深謝したい。
 そこでまたセレンディピティーが。
私たちは2階で資料を拝見していたのだが、1階で開催されていた展示を見てこられたS先生が大興奮して帰ってこられた。「えらいものがあった。びっくりしたー」と。それは連歌田に関するもので、それに関する資料としては、他に知られているのは全国で2点しかないという。私は不勉強で全く知らなかったが、資料を囲んで、先生がご丁寧な講義をして下さった。
 実は私は別室である資料を見ていたのだが、そこに先生と数名の方が入ってこられたので、「ここでどうぞ」と机を空けたところ、その集団に吸収されて聴講生の一員と化したのである。これもセレンディピティー?
 その後先生は関係の神社へGO!これも詳細は知らないが、先生が「また今度連れて行ってな」とOくんに言われていたのを、Oくんはじめ周りの方が気を利かせてその場で実現したようである。先生のご人徳と周りの方の心遣いによるものである。
 ところで、実はこの資料の写真は既に博物館のパンフレットに掲載されていた。つまり万人にオープンにされており、誰かに「発見」されるのをじっと待っていたということである。そして多くの人が素通りしていった中、S先生がそれに気づき、きちんと受け止められたのである。
 こういう資料は、出会うべき人の前に、出会うべき時に、出会うべくして現れるというが、それにはこちら側の準備と気づきが不可欠なのである。そうでない人の前は、黙って素通りしてしまう。人間と同じである。

 調査終了後は懇親会。久しぶりにお会いする方も多く、楽しい会であった。

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京都な一日

 朝から京都へ行く。
まず永観堂(禅林寺)へ。ご本尊「みかえり阿弥陀」様にお参り。
こういう説明があった。

 念仏を唱えながら本堂を歩く修行をしていた永観の前に、本尊の阿弥陀如来が一緒に加わった。夢ではないかと立ち止まる永観に、阿弥陀如来は後ろを振り返り「永観、遅し」と発したと伝えられる。

 いい話ですねえ。修行に集中しきっていた三昧の状態であればこそ阿弥陀如来が現れたのであろうが、夢ではないかと立ち止まった途端、すでに三昧ではなくなっており、消えてしまわれても仕方ないが、さすがに阿弥陀如来様。「永観、遅し」とは何とも気の利いた言葉である。
 その他いろいろ拝観してから「獅子門歴代句碑」へ。これだけ句碑が並ぶと圧巻である。

 その後双林寺へ。お目当てはもちろん仮名詩碑と美濃派道統碑である。sorinji.jpgこちらも壮観。こちらはそれを拝見してから、ご本堂へ参拝。パンチ和尚はご不在であったが、お寺の方と少しお話ができた。

 その後は京都国立博物館。もちろん上田秋成展。これも堪能させてもらった。

 さらにその後は、古城道場(合気道)へ。稽古を見学させて頂く。
koshiro.jpg
 雨が降ったり、晴れたり、そして暑かった、京都な一日であった。


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平城遷都1300年祭

 平城遷都1300年祭をやっている平城宮跡へ。
 9時に朱雀門開門。厳かに開門されると、その向こうに第一次大極殿がみえた。私には教科書に載っている俯瞰図からこの感じを想像する能力がなかった。実際に見てみるものである。
 色々想像しながら第一次大極殿へ。今度は復元された大極殿から朱雀門を見る。何とも壮大。
suzaku.jpgdaigoku.jpg

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ハートの日

 8月10日はハートの日。豊橋ハートセンターが毎年ホテル日航豊橋でイベントをされている。今年のテーマは「心臓病を予防しよう」。
 午前中は、ハート検診と健康イベント。私も「ハート検診」を受診。宗田理先生が午前中から見えていたので、ロビーで閑談。サイン本を頂いた。
 午後からは、ハートコンサートとハート講演会(1・2)。講演会2のゲストである徳光和夫さんにロビーでご挨拶、一緒に写真をとって頂く。
 さてそのハート講演会2。
 まずはミニレクチャー1 徳光和夫さんの体験談は、心打たれるいい話。徳光さんは、「運がよかった」「みなさんに助けて頂いた」と何度もおっしゃった。話を聞けばきくほどその通りである。
 1日100本タバコを吸っていたチェーンスモーカーだった徳光さんは、診察の時先生に「もちろん本数は減らしますが、タバコを吸いたい」と言ったそうである。その時、カルテを書いていた顔も上げず「そうですか。それじゃあチーム解散ですね」と冷静(冷徹?)に言われた。その時、はっとした。自分は助かったのではなく、助けられたのだ、しかも1人2人ではなく、多くの皆さんに助けられたのだ。それにも関わらずタバコを吸うなんて、その方々に申し訳ない。そう思って以来、1本も吸っていない、という話をされた。
 なるほど、そういうものだ。自分のためだけなら吸ってしまうけど、他の人のためならガマンできる。努力できる。この話を聞いて、イチロー選手の話を思い出した。2008年3月、それまでイチロー選手のグラブを作っていた方が引退され、お弟子さんがそれを引き継がれた。この年、イチロー選手は8年連続のゴールドグラブ賞を受賞する。その時、「岸本さんのグラブになって、それ(ゴールドグラブ賞)がとれなかったら、おそらく岸本さんは自分を責めたでしょう。僕は、それを何としても阻まないといけないという思いで守っていました」と語ったそうである(『超・野球道』)。

 さて、ミニレクチャー2はその冷静な中村正人先生(東邦大学教授)。専門家の立場からお話をして下さった。
 その後、宗田先生、鈴木ハートセンター院長、大川副院長を加えての座談会。それぞれの個性が遺憾なく発揮された座談会で、最高に面白かった。
 話の内容もさることながら、司会の徳光さんのプロの腕を存分に見せて頂いた。さすがとしかいいようがない。イヤー、プロは凄いですね。
 一歩間違えるとはちゃめちゃな座談会になるところを、徳光さんの腕と、宗田先生、鈴木先生のキャラクター、そして中村先生と大川先生の渋い味で大変素晴らしい座談会となった(もっともそのキャラ故、とんでもない座談会になったのだが)。鈴木院長とは、先日の私の講演の時に初めてお会いして、今回が2度目であるが、すっかりファンになってしまった。そのくらい強烈な方である。
 ファンと言えば、もう一人忘れられないのが、看護師の加藤さんである。わざわざロビーにいた私にまでご挨拶に来て下さった。前回も感じたが、今回もその行動を遠目で見せて頂いて、気配りの行き届いた素晴らしい方だと思った。

 結局座談会では心臓病がどういう病気かはほとんど分からなかったが、それでも、自由に個性を発揮し、かつ気配りも気遣いもできて、自分も他人も幸せに生きるのが一番だということがよく分かった。
 終了後、宗田先生と武道部関係者とお茶を飲んで帰った。
 今回は高専生の体験学習のお手伝いと重なったこともあってか学生はあまり来ていなかったが、来た学生は堪能できたはずである。
20100810.jpg

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