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2012-12
本の搬出
- 2012-12-11 (火)
- 日記
今日は研究室の本を搬出。
業者の方が来て作業をしていたので、何人からも「やめんの?」と聞かれた。別にやめる訳ではない。詳細はすべて終了してから報告する。
結局段ボールが足りなくなり、西側の本棚の本だけ搬出することになった。それでも新鮮な風景である。
ほらっ。
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人間力養成研究会5
人間力養成研究会5の第3部は招待講演。
今井 彰氏(「プロジェクトX~挑戦者たち」チーフプロデューサー、元NHKエグゼクティブ・プロデューサー、名古屋経済大学客員教授)
「日本人の底力~本物のリーダーたちの「人間力」~」
この講演は、総合教育院の特別講演会として開催された。
会場は満席
静かに語り始める今井氏。
次第に熱を帯びてきます。
笑いもあります。
絶好調です。
聴衆の心に染み通る講演だった。
終了後にツーショット。
その後は懇親会。例によって、きく宗さん。
乾杯~!
ここでも熱弁をふるう今井氏。
メンバーも熱く語ってます。
あちこちで真剣な議論が展開されています。
料理の締めは菜飯田楽。
まだまだ議論は続きます。
私も何やら語ってます。
熱い人ばかりで話は尽きませんが、新幹線の時間もあり、懇親会終了。
これにて今年度の人間力研究会はお開きです。
ご協力頂いたみなさまに心より御礼申し上げます。
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人間力養成研究会4
人間力養成研究会2日めの第2部は活動報告。
わたくしも少しだけお話をする。
児玉英樹氏(長野高専)
三橋和彦氏(佐世保高専)
内田眞司氏(奈良高専)
笑ってます
真剣です
野毛悟氏(沼津高専)
高橋利幸氏(都城高専)
山田誠氏(函館高専)
岩崎洋平氏(熊本高専八代キャンパス)
今回も、楽しくかつ激しいディスカッションが繰り広げられました。
さて、この後は第3部、招待講演。
その模様は明日にして、ひとまずポスターを作ってくれた幸美さんのピース。
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人間力養成研究会3
- 2012-12-07 (金)
- 日記
人間力養成研究会2日目。
第1部は【特別講演】。
特別に私の授業の受講生も参加。
三木功次郎氏(奈良高専)「課外活動を利用した総合的技術者教育~技術者教育における人間力養成~」
さすがプレゼンの達人、三木先生。
2人めは三崎幸典氏(香川高専詫間キャンパス)「学生主体の「ものづくり」による学生教育から地域連携・シーズ創出へ」。
と、その前にピース。
講演者を待たして、何をやっているのでしょうか。
ようやく三崎先生のご登場。
いつもながらの素晴らしい講演でした。
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人間力養成研究会2
5日第三部は【招待講演】。
堀内亨氏(ヤマハ発動機株式会社元技員)
「ものづくりの現場とは何か-現場に求められる人間像-」
堀内さんは、国際レースのメカニックや、新しいバイクの開発などをずっと現場でやってこられた方である。氷上を走るバイクも開発された(今、アラスカで走ってるそうである)。パリダカ完走のバイクも手作りされた。若い頃、あの伝説の名車トヨタ2000GTを組み立てた。今でも図面なしで手作りでバイクを丸ごと1台作り上げることができる手を持っておられる方である。退職の送別会では、世界中から人々が駆けつけて、3回に分けてやらないと会場に入りきれなかったほどの方である。
多勢の前で話すのは初めてだと言いながら、いきなり場を支配された。
笑いあり。
深く考えさせられる話あり。
ドリルの先はどうなってますか?
なぜ作業帽をかぶるのですか?
作業帽の正しいかぶり方は?
現場ではなぜ作業服を着るのですか?
自分は答えは言わない。自分で考えさせる。聞きにきたら教える。
他人から見て整理されている現場と、ほんとうに使われている「いい現場」とは全く違う。先日中森先生の研究室にお邪魔したときも、真っ先にそれを見た。
恐るべし。
やはり「現場」からの言葉には、迫力がある。ものづくりとは何か。ものづくりの現場とは何か。それを深く考えさせられた。
質疑応答になると、会場の方に入って行かれた。
答えは言わないといいながら、ヒントをたくさん出して下さった。
実際に作業服を着せての説明
質問者に歩み寄り、しっかり目を見て語られた。
このような講演者は見たことがない。
「私は講演のルールを知らない。だからルール違反をたくさんしただろう」とおっしゃった。たしかにそういう言い方をすればそうかも知れない。しかし、講演の常識にとらわれない、すばらしい講演会だった。このような講演を聴けた人、特に学生は幸せだ。
終了後は例によって懇親会。
いつもお世話になってる大鯛さん。
店長の差し入れです。
講演会から参加の江本さん、大懸さんと。
私もツーショット
この後、有志で二次会へと突入。
という訳で、第1日め無事終了。
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人間力養成研究会1
5日、6日と人間力養成研究会(高専連携教育研究プロジェクト「人間力養成」プロジェクト)。
今日は第1日め。
今年は昨年までと趣向を変え、講演をいくつか入れた。
13時 開始。
まずはメンバーによる【特別講演】。
松田安隆氏(明石高専)「ソーシャルマーケットを利用した学生の育成~キャリアパスづくりと地域貢献を通したキャリアアップ支援プログラム」。
数々の活動が紹介され、それぞれの中で、地域の方々と結びつき、学生が生き生きと成長してゆく様子が紹介された。
続いて【活動報告】
山田昌尚氏(釧路高専)「人間力とモデルコアカリキュラムと質保証」。
人間力とは何か。どのように評価すべきか。教育の質保証とは何か等々、本質的な問題提起がなされた。
いきなりメンバー同士で激しい意見交換。これがこのプロジェクトの魅力です。
「きちんと受け止めて、批判してくれるので、こちらも安心して主張できる」と山田先生はおっしゃった。素晴らしい。
もう1人活動報告予定の江本晃美氏(福井高専)は、アクシデントで間に合わず。
さて次は【招待講演】。
これについては明日のブログで。
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ひさしぶりだねぇ~
1日、土曜日、加藤さんは私に、
ひさしぶりだねぇ~
とにこやかに言って下さった。
加藤さんとは、1年ぶり、昨年の日文協のシンポの後の竹田師匠とのジュンク堂での対談「日本のロックを批評するということ」以来である(その模様はこちら)。
加藤さんは親しみを込めて言って下さった。だからとても嬉しかった。
しかしその一方で、私は「自分は今まで何やってたんだ?」と思った。まだ加藤さんの前にきちんと立てていない自分を思った。きちんと立ちたいと思った。
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加賀文庫
- 2012-12-03 (月)
- 研究
12月2日
都立中央図書館加賀文庫蔵の『匠家必用記』を見に行く。
ビンゴ!
これまで見た本は、ある挿絵のある人物の顔が欠けていた。
「先生、ここの女性の顔が欠けています」と学生が言っていた。
果たして加賀文庫蔵本はこの女性の顔が、髭まではっきり描かれていた。
髭まで???
そうそれは女性ではなく男性だったのである。
調査の甲斐があった。
喜びを胸に、新幹線に間に合うべく、ダッシュで図書館を後にした。
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日本文学協会第67回(2012年度)大会・続
日文協大会の続き。
レジュメから加藤さんは本領を発揮されていた。
噴水の譬喩も絶妙だった。さらに最後にこう書かれていた。
そこを見誤ったら、学生、生徒が気の毒だ。それが、国語教育の自戒であるべきだろうというのが、この場に提出してみたかった私の考えです。
これはつまり、「あなたたちに教えられている学生、生徒が気の毒だ」ということである。もちろん加藤さんはそう明言されている訳ではないが、そう読まないと加藤さんを呼んだ意味がない。
国語教育のシンポジウムの怖いのは、パネラーが普段どのように学生(生徒)に語りかけているかが露わになることである。授業と講演は違うという言い訳は通用しないのである。さすがに加藤さんは、こういう授業をされているのだなあという、熱意の籠もった講演をされた。その言葉は確実に他のパネラーにも届いていたことは、その表情が物語っている。
「その理論に刺激を受けたら、それに抗え!」と加藤さんは言った。川の流れにのって下っていったら、その人の力が十二分に発揮されない。川の流れに抗っているときにこそ、その人の力が発揮できる。持っている力を十二分に発揮できないような仕事の仕方をしてはいけない」と。これには参った。自分は知らないうちに楽していたのではないか、そう思った。
シンポジウムの最後の方で、「(ここは)スターリニズムみたいだ」と言い放った、加藤ゴジラ。圧倒的な存在感だった。この大会の記録が載る「日本文学」は必読だ。
それでもフロアには結構共感者がいた模様である。西、竹田、加藤と三年連続で呼んだ意義がこれからどういう形で展開するのか、とても楽しみだ。
盟友山内さんも来られていた。終了後、3人でお茶。
院生時代、私はを加藤さんのひとことで救われた。このことは大分前にブログにも書いた(こちら)。今回また私は加藤さんに救ってもらったかも知れない。
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