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企画展「連歌と一揆」展in朝日町歴史博物館

 午前中、武道部の古武道審査を終え、すぐ出発。

 島津忠夫先生の記念講演に合わせて、三重県朝日町歴史博物館で開催されている企画展「連歌と一揆」展に行ってきた。

いつもながら立派な展示であり、図録もある。
今回の展覧会は、以前大阪俳文学研究会で訪問したときに島津先生がたまたま目にされた『大吉天神宮納帳』の連歌田の資料に端を発したものである(そのときの記事はこちら)。

またその時の模様が、島津先生ご自身によって、和泉書院HPで連載の「老いのくりごと」第2回に紹介されている。

さて、講演。

演題:戦国武将と連歌-連歌田のことなど-
講師:島津忠夫先生

講演は、今年奈良国立博物館で開催された「天竺へ」で初公開された神像の背部に「勧人善阿弥陀仏」とあるのに驚いた話、つまりそれが連歌師善阿ではないかと驚いた話から始まった。そこから、『連歌新式』『僻連抄』『建治新式』などの話へと展開し、染田天神の連歌の話へ。『宗長日記』を読みながらの解説もあり、上記の「老いのくりごと」の解説もあり。もちろんこの『大吉天神宮納帳』の連歌田の資料がいかに貴重な資料であるかを十分に解説して頂いた。

超満員の聴衆はみなさん大変ご満足して帰って行かれた。高度な話を非常に分かりやすく話して下さったからである。

終了後、事務室でしばし歓談。

私は一路豊橋へ。

尚志館メンバーと合流。
またまたプチ稽古会となりました。


松岡ちゃんもちょっと遅れて合流。

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