原稿執筆専用のテキストエディタと銘打った「WZ Writing Editor」のプレビュー版が公開されている。
http://www.wzsoft.jp/wzw/index.html
説明にはこうある。
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WZ Writing Editorは、WZ EDITOR 7とは別シリーズの文書作成と編集に特化したテキストエディタです。
原稿執筆専用に機能と設定を厳選して、プログラム用の機能とマクロを除き、表示印刷の共通スタイル設定や文字組版などの新たな機能の追加に対応しました。
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VZ→WZの愛用者の私は早速ダウンロードしてみた。
これからしばらく使ってみる。
WZ EDITOR 7にはない機能がいくつか追加されているようだ。逆に、WZ EDITOR 7ではできて、WZ Writing Editorではできないこともある。まさしく別シリーズの製品だということである。
新しい機能として「文字組版表示」が追加され、「軽快なテキストエディタでワープロソフトのような美しく見やすい表示が可能となりました」という。そして、「仕上がり体裁に近い表示で編集作業ができますので、入稿作業をスムースにおこなえます」とある。
ちょっと仕上がり具合をイメージしたいときに便利かも知れない(たぶん私にはあまり必要ないような気もするが)。
それよりまず嬉しかったのが、縦書と横書を一瞬で切り替えられるキー定義ができたことである。私は横書きで原稿を書く。しかし、雑誌や本は縦書きで印刷されるものがほとんどなので、縦書きのイメージをチェックしたいときに、一瞬で切り替えができればとても便利なのである。以前のバージョンにはあったはずなのに、今使っているWZ7にはいくら探してもそれが見つからなかった(私が見つけられなかっただけかもしれない)。しかし、今回のWZ Writing Editorでは、それがすぐ見つかったので助かった。また、ファイルを多重化して、縦書と横書を同時に表示しておくことも可能なので(これもWZで出来たのかな?)、ちょっと試しに使ってみることにした。
逆に、WZでは別々だった「表示設定」と「印刷スタイル設定」が共通化されてしまった。原稿を書く人の中には煩わしいという人が多かったのかも知れないが、私は別の方がありがたい。表示はモニターで見やすい設定にして原稿を書きたいし、印刷は、出版物の書式に合わせて印刷したいからである。これが一緒になっていると逆にちょっと困る。
上記の多重化を使ってうまく対処できるのかも知れない。多重化の別ウインドウで、別の書式設定が可能なようなので。
ともかく、これからしばらくいろいろ試してみたい。
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