- 2009-12-02 (水) 14:36
- 授業
12月2日。
今日から私の3学期の授業開始である(3学期は12月1日から)。2限は村上春樹。2学期の短編に引き続き、3学期は『ノルウェイの森』と『1Q84』を読む。
どのくらいの学生が来るかな、とちょっと期待をして教室に行ってびっくり。なんと激減である。前にこのブログで、2学期に激増したことを書いた(こちら)が、3学期になってもとに戻ったのである。来た学生に理由を聞いたら、やはりほとんどの学生は「単位が揃ったからだろう」ということだった。たぶんそうだろう。村上春樹をもう読みたくないという学生もいるだろうし、私の授業がもう嫌だという学生もいるだろう。でも、例年、3学期にこんなに減ることはない。単位が揃っても、2学期まで出たら3学期にやめる学生は少数だった。もちろん制度上は学期毎に分かれているのであるが。
とはいうものの、もとに戻っただけで2学期が異常だっただけである。しかし、いくら私の授業の魅力がないとはいえ、世界の村上春樹が単位に勝てないとは。
3限はやや増えた。例によって授業のハードさを説明したら数人出ていったが、結局空新しい受講生が2人。新鮮なプレゼンやディスカッションをしてくれることを期待している。
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