- 2010-05-31 (月) 19:15
- 研究
5月30日。第5回身体開発研究会。
今回は「逆説」特集ということで、木寺先生が先に「逆説の剣道」のご発表。これでもう参加者は来た甲斐があったと思える内容で、非常に面白かった。
続いて私が「逆説の武道」の発表。「武道」の概念、トップアスリートの思考、型(形)の意味などについて、「逆説」という視点から話をした。参加者の関心と理解の前提がよくつかめていなかったこともあり、分かりきったことを詳しく説明し、必ずしも共通の前提になっていないことを端折ってしまったのでは、とエミコさんに言われ「なるほど」と納得。発声についても指摘され、これまた反省。自分でもそう思うし、さらには、もっと焦点を絞って丁寧に説明すべきだったとか、PowerPointでの発表に工夫が必要とか、いろいろ反省点が多かったが、勉強になったのでよしとしよう。それにいろんな意味で感覚がつかめた。これは一番の収穫だった。やはり公の場で発表するということは、大切なことである。本の構成ももう一度考え直してみよう。
何人かの方とは、個人的にお話が出来、参考になるコメントも頂いた。この場を借りて御礼申し上げます。
方寸塾、武道部関係者も遠方にも関わらず何人か参加してくれた。私自身も竹田師匠の講演などに行って感じるが、普段聞いている話でも、講演などで聞くとまた違う感じがあって、別の発見がある。今回もそれがあった者もいたみたいなので、よかった。
当日の模様は、木寺先生のブログ(常歩(なみあし)身体研究所)や、参加して下さった正道会館(住之江支部および長居支部支部長)の玉城厚志氏のブログにも紹介されている。
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