- 2010-09-19 (日) 19:26
- 日記
三重県四日市でマスターズの大会(空手道)。
私の尊敬するOさんが初出場されるとあって、総勢16名で応援に行った。武道部員もたくさん来てくれた。本当に嬉しい。
Oさんは若い頃から数々の大会で実績を残して来られたが、私にとってはそれはあまり関係ない。強い弱いや上手い下手なんてどうでもいい。私がOさんを尊敬する理由は、人間として尊敬できるからである。
今回応援に行った者の多くはOさんとは初対面だったが、後々会っておいてよかったと感じる時がきっと来るに違いない。
試合は残念ながら二回戦で敗れてしまったが、非常にいい動きをされていた。マスターズ挑戦を表明されてから、一つずつ一つずつ、努力を続けてこられたことがよく分かる。その姿をしっかりと見せて頂いた。
結局最後の男子7部組手決勝まで全部見て帰った(7部は70歳以上)。それぞれの年齢の方が、体力と気力の限界に挑まれている姿は、時として非常に感動的であった。
普段の言動から、私が競技空手に否定的であると誤解されるむきもあるが、私は別に競技空手自体を否定している訳ではない。武道と競技(スポーツ)は別だと考えているだけである。武道には武道の本質があり、スポーツにはスポーツの本質がある。その一部は重なり、一部は相容れない。それだけである。
競技はあくまでスポーツの試合であり、そうである限り、他のスポーツの試合同様、いい試合を見ると熱くなったり、感動したりするのである。
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