今年度の日本語法2(C)が終了した。
今年もとてもいい学生に恵まれて、ほんとうに楽しい授業だった。
1人ずつ総括の感想を喋ってもらったが、みないいものであった。
受講動機はさまざまだった。試験がないからとったという学生も何人かいた。
しかし、ふりかえってみると、とってよかった、と言ってくれた。
動機なんて何でも結構。なんとなくたまたまうけた授業で人生が変わるということが世の中にはいくらでもある。
私はこういうお褒めの言葉や祝福の言葉、おめでたい言葉は、字義通りに受け取ることにしている。
そしてそうしてよい空気が教室には充満していた。
1人、こういうことを言ってくれた学生がいる。
この授業だけ空気が清らかだった。
最高の褒め言葉だ。感謝。
最後は全員で輪になって祝福の拍手でお開き。
先生、真ん中に入れば。
と言ってくれたのだが、「恥ずかしい」といって遠慮した。
実は最後はスタンディングオベーションを頂くことに先週決まっていたのだが、これも恥ずかしいので知らん顔をした。
それでも皆の拍手を身体全体で感じた。
ほんとうにありがとう。