- 2014-01-30 (木) 20:22
- 日記
久しぶりにプレステージレクチャーズに出席した。
録音、撮影禁止ということだったので、内容は書かないことにするが、10年後の中国と日本の話がとても印象的だった。
【日時】 平成26年1月30日(木)14:40~16:10
【場所】 本学講義棟 A2-101
【テーマ】 『混迷の世界とアジア、日本の進路』
【講師】 丹羽 宇一郎 氏(前駐中華人民共和国日本国大使館特命全権大使)
【講演概要】
中国の躍進、米国の指導力の欠如、先進諸国の低迷の中で、世界は一つの壁に直面したかのように、混迷状態で新しい年をむかえたと言えるかもしれない。過去数十年にわたり、その世界の資産=人と物=は静かにアジアへ、アジアへと動いてきている。 21世紀の世界は確実にアジアが中心となるであろう。そのアジアの中核国が中国と日本である事は論を俟たない。日中関係がそういう意味でも日本だけでなく、世界の重要な課題となるであろう。中国と日本のこれから、とりわけ日本の進路についてお話ししたい。
【学長メッセージ】
ご存知のように、日本と中国の関係は今、政治的に大変に難しい状況におかれている。これは日中双方の大方の国民が望むものではない。この状況をどうとらえ、どう乗り越え、双方は未来へ何を目指すべきか。異色の民間からの駐中国大使として様々にご苦労された丹羽宇一郎氏の豊富なご経験と深い見識に裏打ちされたお話しから私達は多くのことを学ぶであろう。一層のグローバル化を目指す本学の教職員、これから国際社会で活躍が期待される学生諸君にとって、またとない貴重な機会であり、一人でも多くの方に聞いていただきたい。