- 2014-03-18 (火) 11:09
- essay
稲盛和夫さんの有名な言葉をもう一つ。
これは私にとっては、指導者として、あるいは論文を書くときの自戒である。
そして武道の修行にもあてはまる。
だが私はこれを、立派な格言、あるいは戒めとしては捉えていない。
これは「そうしなければならない」標語ではなく、そうするといろんなことがうまくいくというコツのようなものである。
自分の経験を振り返ってみて、私心がないときはうまくいくことが多い。逆に私心があるとうまくいかないことが多い。
あるいはうまくいったときに振り返ってみると、そこには私心がなかったということが多い。
そういうものだと思う。
もちろん何かを新しく始めるとき、今自分がおこなっていることに対して、こう自問自答することが大切であることも分かっているつもりである。