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昇段審査

 午前中武道部と泰斗武館の合同昇段審査、夕方は尚志館の昇段審査。
 前者は、準初段受験2名、初段1名、三段1名。
イケオくんとユキミさん、ケンタくんは無事合格。非常にいい気迫を見せてくれた。
 1名は残念な結果となった。次もチャレンジして、ぜひ合格してほしいと思う。不合格となったNくんも、審査中は純粋な気持ちで、懸命にやっていた。その気持ちで普段の稽古も続ければ、きっと合格できるだろう。ザツなところを一つ一つ、丁寧に直してほしいと思う。

 尚志館の方は、Cさん1人。二段(少年少女部)の受験である。文句なしの合格。基本、約束組手、形など、まさに教科書通りであった。自由組手や四方組手の動きもよかった。改めて基本の大切さ、それをこつこつとやることの大切さを教えられた思いである。
 彼女は小学校1年で入門して、今年で8年めである。その間、ほとんど休んだことがない。ただ「週1回稽古に来て1時間半稽古する」ことを8年間繰り返してきた。試合にも出ないし、誰かと競うこともない(演武会は出ている)。何度も書くが、ただただ「週1回」の稽古をやり続けただけである。何のメリハリも盛り上がりもないこのルーティーンが、人を成長させるのだということを、今日、改めて彼女に教えられた気がする。
 今日の昇段審査は、いろいろ教えられた。Nくんを含め、全員に感謝したい。
 Nくん、絶対に次、合格してね。

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