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教育教員研究集会in長岡

  • 2010-08-28 (土) 23:37
  • 研究

 27日(金)、28日(土)と平成22年度全国高専教育フォーラム・教育教員研究集会。
 私のプロジェクトメンバーからは、三木、山田、岩崎、江本(以上、課課外活動「人間力養成」)、井上、柴田、畑村、鍵本(以上「日本語コミュニケーション」)の各先生と私が発表した。
 今回は、同セッション別会場でいくつか発表が重なってしまい、全員の発表を聴講できなかったが、聴講できた発表はいずれも素晴らしいものだった。特に鍵本先生の発表は、今回初めて拝聴したが、非常にいい試みだと思った。早速自分の授業でも取り入れてみよーっと。
 
 残念ながら井上先生の発表が聞けなかったが、何とその井上先生(小山高専)が文部科学大臣賞を受賞した。また、三木先生も文部科学大臣を受賞。これで三木先生は何と3年連続の文部科学大臣賞受賞である。さらに鍵本先生(奈良高専)が機構理事長賞を受賞した。
 教育教員研究集会の賞は、「教育研究分野」と「学生指導分野」の2分野に分かれており、文部科学大臣賞は各1名、理事長賞は前者6名、後者2名の計8名に与えられる。
 つまりプロジェクトメンバーは、文部科学大臣賞を独占、理事長賞を合わせて全10名のうち3名が受賞したのである。
 昨年も三木先生(奈良高専)が文部科学大臣賞(一昨年から2年連続)、三崎先生(香川高専)が機構理事長賞を受賞している。快挙という他ない。日頃の先生方の熱心な教育と研究の成果が評価されて、本当に嬉しい。

 私の発表は、最悪だった。会場が寒くて、また私が座っていた発表者控席に空調が直撃。そうなると私は声が出にくくなるのである。しかしそれより何より、卒業生の事など余計なことを話しているうちに時間がなくなり、肝心の「逆説のメソッド」の話ができなかった。つまり、発表の中心の話をしなかったのである。
 何たる失態、とも別に思わず、まっ、いいっか、と思って次の方の発表を聞いていると、「それまで随分悩んでいたが、昨年この方の発表を聞いて、光明が見えた」という説明の後、何とスライドに私の発表論文のタイトルと顔写真が現れた。あー、びっくりした。私の全く知らないところで私の心を受け止め、共感して下さった方がおられたことに感激した。

 懇親会場は超満員。私にもとても多くの方がお話にきて下さった。あまりに多くの方と話したので、メイン料理のテーブルに行かなかった。こんな懇親会は初めてで、本当に幸せである。

 28日は、昼休みにタクシーで新潟県立歴史博物館へ。「日本海の至宝展」。面白かった。図録も何冊か購入できた。
 再びタクシーで会場へ戻り、午後の発表を拝聴。その後、新幹線を乗り継いで豊橋へ帰った。当然バスがなかったので、これまたタクシーで家にたどり着いた。
 明日は大阪だ。

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