- 2010-12-20 (月) 23:44
- 研究
20日。
大阪は梅田で、研究打ち合わせ。
初対面で、研究分野が全く違う方だが、とても盛り上がった。
実は何回かメールでやりとりするうちに、既にだいぶ「なかよし」になっていたのである。会ったこともなく、研究分野も全く違っている方とメールだけで「なかよし」になった経験はこれが初めてだったので、ちょっと不思議な感じがしたが、後から考えると、なるほど、自分が普段言っているコミュニケションの極意というのはこういうものなのか、と改めて実感した。これは相手に恵まれないとなかなかできない。
研究分野もアプローチも全く違うが、目指すところはかなり近いと思う。
友野伸一郎『対決!大学の教育力』(朝日新書)では教養を「自分の専門以外の人と協働できる、つまり「他者とコラボレーションする能力」と規定している(25頁)。これは内田樹『街場の教育論』(ミシマ社)を踏まえたものだが、私はそれを「人間力」と呼んでいる。普段エラソーに「人間力」「人間力」と言っている私自身に、どのくらい「人間力」があるのかが、今後暴露されてしまうだろう(汗)。
でもそんなことはどうでもいいのである。それより、どんなコラボレーションになるかとても楽しみだ。
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