- 2011-04-07 (木) 19:13
- 日記
少し前のことになるが、3月末に京都に行った。清水寺や銀閣をまわり、夜に宿から母に電話した。今回の震災の直接の被害はなかったけれども、精神的なダメージを受けていることが心配だったからである。
私の母は、4歳の時大地震にあい津波に襲われた。そして母(私の祖母)を亡くした。母はその事を私にほとんど話したことがない。だから子どもの頃は、母がなぜそんなに地震と海を怖がるのか分からなかった。ほんのちょっとした揺れでも敏感に反応し、海も極度に怖がった。その理由が分かったのは、大きくなってから叔父がその津波のことを話してくれたからである。
翌日、京都国立博物館で「法然」展を見た。見ているうちに少しずつ元気が出て来た。そして豊橋に帰ったのである。
あれから1週間、新年度の行事はどんどん進んでおり、明日から授業もはじまる。
それにしてもやはり原発が気になる。
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