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武道部とは

 武道部では剛柔流空手道と杖、サイ、トンファー、ヌンチャクを用いた古武道の稽古を行っています。これだけを聞くとただの運動系サークルの一つと感じられるかも知れませんが、実際は他のサークルと異なります。武道部では"空手を覚える"だけでなく、より武道部目的意識を持って日々の稽古に励んでいます。これより武道部について、更に詳しくご紹介いたします。


武道部の目的

 武道部では、空手の稽古を通じて自分自身を成長させることを目的としています。もちろん、自分の命や自分の大切な人を守るための空手の技術を身につけていきますが、これだけでなく、自分や他者への気遣いやコミュニケーション能力、物事の実行力など、日常生活で重要となる数々の力を養う人間修行の場となることを目指しているのです。

 武道部の目指す"武道"とは、"自分自身の持つあらゆる能力を最大限に発揮することのできる心身を作る道"です。これを目指して武道部では、空手の稽古の他にも役員の仕事やコンパの幹事、食事会でのスピーチなど人間力を鍛える様々なことを行っています。全てのことを武道の稽古と捉え、それら一つ一つに全力で取り組むことで、武道的な心身を養っていきます。


 

武道部の良いところ

指導者の充実

 武道は良い指導者から習うことがとても重要です。武道部では顧問の中森康之先生(8段 範士)をはじめ、館長2名、3~4段のOB・OGの方々が毎回指導してくださります。基本からしっかりと習うことの出来る環境が武道部にはあります。


部内の信頼の強さ

 武道部では食事会やコンパなど部内の親睦を深めるイベントを数多く行っています。また、武道部の内容の濃い活動を一緒に乗り越えていくことで、強い絆で結ばれた一生ものの仲間たちに出会えます。多くのOB・OGが卒業後も毎週稽古に参加しています。


人を選ばない

 武道は人を選びません。空手の経験が無い人でも、運動神経が悪い人でも、関係ありません。武道とは正しい稽古を継続すれば誰でも上達するものだからです。事実、武道部員のほとんどは大学から空手を始めており、稽古を続けている人は皆平等に成長しています。


昇級・昇段審査

 武道部では昇級・昇段のための審査を部内で受けることが出来ます。




 自分自身を変えるということが簡単ではないことと同じように、武道部の稽古は簡単ではありません。しかし、それに見合った大きな喜びと数多くの素晴らしい経験をすることができます。また、ここで培った武道的な心身は今後の人生をより良いものにすると信じています。

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