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2010-05

第5回身体開発研究会

 5月30日。第5回身体開発研究会。

 今回は「逆説」特集ということで、木寺先生が先に「逆説の剣道」のご発表。これでもう参加者は来た甲斐があったと思える内容で、非常に面白かった。

 続いて私が「逆説の武道」の発表。「武道」の概念、トップアスリートの思考、型(形)の意味などについて、「逆説」という視点から話をした。参加者の関心と理解の前提がよくつかめていなかったこともあり、分かりきったことを詳しく説明し、必ずしも共通の前提になっていないことを端折ってしまったのでは、とエミコさんに言われ「なるほど」と納得。発声についても指摘され、これまた反省。自分でもそう思うし、さらには、もっと焦点を絞って丁寧に説明すべきだったとか、PowerPointでの発表に工夫が必要とか、いろいろ反省点が多かったが、勉強になったのでよしとしよう。それにいろんな意味で感覚がつかめた。これは一番の収穫だった。やはり公の場で発表するということは、大切なことである。本の構成ももう一度考え直してみよう。
 何人かの方とは、個人的にお話が出来、参考になるコメントも頂いた。この場を借りて御礼申し上げます。

 方寸塾、武道部関係者も遠方にも関わらず何人か参加してくれた。私自身も竹田師匠の講演などに行って感じるが、普段聞いている話でも、講演などで聞くとまた違う感じがあって、別の発見がある。今回もそれがあった者もいたみたいなので、よかった。 
 
 当日の模様は、木寺先生のブログ(常歩(なみあし)身体研究所)や、参加して下さった正道会館(住之江支部および長居支部支部長)の玉城厚志氏のブログにも紹介されている。

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【お知らせ】第5回身体開発研究会

(このエントリーは5月30日まで一番上に表示されるよう、日付を5月30日に設定してあります)

 「常歩」の木寺英史先生が主催されている「身体開発研究会」で「逆説の武道」について喋ります。

日時:平成22年5月30日(日) 14時~
場所:聖トマス大学セミナーハウス
(案内)常歩(なみあし)身体研究所
http://www.namiashi.net/

 一体どんな話になるのだろう?と、今からワクワクしています。
 ご興味のある方はご参加下さい。

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昇段審査

 午前中武道部と泰斗武館の合同昇段審査、夕方は尚志館の昇段審査。
 前者は、準初段受験2名、初段1名、三段1名。
イケオくんとユキミさん、ケンタくんは無事合格。非常にいい気迫を見せてくれた。
 1名は残念な結果となった。次もチャレンジして、ぜひ合格してほしいと思う。不合格となったNくんも、審査中は純粋な気持ちで、懸命にやっていた。その気持ちで普段の稽古も続ければ、きっと合格できるだろう。ザツなところを一つ一つ、丁寧に直してほしいと思う。

 尚志館の方は、Cさん1人。二段(少年少女部)の受験である。文句なしの合格。基本、約束組手、形など、まさに教科書通りであった。自由組手や四方組手の動きもよかった。改めて基本の大切さ、それをこつこつとやることの大切さを教えられた思いである。
 彼女は小学校1年で入門して、今年で8年めである。その間、ほとんど休んだことがない。ただ「週1回稽古に来て1時間半稽古する」ことを8年間繰り返してきた。試合にも出ないし、誰かと競うこともない(演武会は出ている)。何度も書くが、ただただ「週1回」の稽古をやり続けただけである。何のメリハリも盛り上がりもないこのルーティーンが、人を成長させるのだということを、今日、改めて彼女に教えられた気がする。
 今日の昇段審査は、いろいろ教えられた。Nくんを含め、全員に感謝したい。
 Nくん、絶対に次、合格してね。

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お薦めシートと来客と珈琲

 今日から国文学1はいよいよ「お薦めシート」開始である。これまでは、斉藤孝『読書力』(岩波新書)、内田義彦『読書と社会科学』(岩波新書)について、プレゼンとディスカッションをしてきたが、その成果を踏まえて、毎週、一冊ずつ本をオススメしてゆくのである。
 プレゼンは2名。それぞれに個性的なプレゼンだった。「お薦めシート」も初回だっだにも関わらず、味のあるものもあり、面白かった。
 次回以降も期待したい。

 ついでに今日は来客の多い日だった。授業後、学生も何人も来たし、営業マンも人も来た。だからどうということはない。ただそういう日だったというだけである。
 まだ18時なので、これからも誰か来るかもしれない。

 それともう一つ。今日淹れた珈琲(ネパール)はgoodだった。昨日マスターに、お湯を注ぐときに怖がらないようにというアドバイスをもらった。その成果が出たのだろう。出張でしばらく修行できなかったが、また再開である。

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高山市郷土館2日め~豊橋

 午前中で調査を終え、帰豊。
 中日文化センターまで少し時間があったので、マスターのところへ珈琲を飲みに。たまっている仕事をしようと思っていたが、ついつい話込んでしまった。それでも30分ほどテーブルで仕事(メール処理、書類作りなど)ができた。
 その後、中日文化センターへ。
子どもも演武会に向けての稽古を開始した。
 終了後、武道部の稽古へ。
昨日のプログラム案をもとに、演者希望者が、いろいろやる。みんないい気合いが出て来た。稽古の雰囲気もとてもよい。このまま演武会までますます盛り上がっていきたいと思う。
 もちろん自分の稽古もしないといけない。

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高山市郷土館

 伊賀上野から高山へ直行。高山市郷土館へ。
雨は止んだり降ったりだったが、無事到着。
郷土館は現在改装中なので、仮事務所で拝見する。
成果あり。
 調査後、古い町並みを歩いてホテルへ。もうほとんどお店は閉まりかけていたが、風情があっていいですね、高山。

 が、突然仕事が!
今年は任せていた演武会のプログラムと演者案を、急遽作ることになってしまった。夜ホテルで急いで作って、部長にメール。何とか日付が変わる前に出来ました。

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芭蕉翁記念館2日め

 芭蕉翁記念館2日め。
今日も朝から雨である。傘が壊れれるかと思った昨日よりだいぶましだが、それでも到着した時には靴がちょっと濡れていた。
 昨日の続きの資料を拝見して、今日も無事調査終了。

 お昼御飯を食べに入った喫茶店。ご夫婦で経営されているようなのだが、お二人とも風邪なのか、ひどく咳き込んでおられた。「ごふぉ、ごふぉ、ずるー」といいながらホットコーヒーとホットサンドを作ってくれました。ちょっと心配しながらの昼食でした。

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芭蕉翁記念館

 芭蕉翁記念館での調査。
生憎の暴風雨。傘が壊れるかと思った。
記念館に到着した時には、靴がびしょ濡れで、靴を脱いで上がったら、足跡が……。

すみません。靴下脱ぎます。

ということで、素足になって和室の方に上げて頂いた。
調査自体は、順調に終了。

記念館では今、企画展「芭蕉と門人-華開く十人の藝術-」を開催している。興味深く順に拝見してゆく。と、

中川乙由
星山反朱

という記述が目に入り、びっくり。資料は『(伊勢)新百韻』である。冒頭に、「俳諧條々」として、俳席の心得をあげ、その最後に上記の記述がある。
 実はこれ、この前『雲雀野』32号に翻刻紹介した『俳諧十論弁秘抄』の別本、『十論記文秘説』と『十論聞書鈔』に入っている「俳諧條々」と同じなのであった(もちろん『雲雀野』の原稿を書いている時は全く知らなかった)。
 ただし違いがある。『十論記文秘説』『十論聞書鈔』所収の「俳諧條々」は、
 
中川乙由
星山反朱
村瀬支考

と三人の連名になっている。『(伊勢)新百韻』には、「村瀬支考」の名がない。村瀬支考とは、もちろん各務支考のことである。村瀬は母方の旧姓。私はこれまでこれ以外に「村瀬支考」と署名した資料を見たことがない。その意味で非常に興味深く思っていたのだが、本文自体は、版本にあったとは。しかもこれ、古典俳文学大系に翻刻されて入っている。なんと不勉強なことか。恥ずかしい~。

 が、勉強になってよかった。思わぬ収穫である。
 
 調査終了後は、オオガケ夫妻と合流して金谷さんへ(^^)v

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ハートセンター講演

 17日、豊橋ハートセンターで講演。
演題:武道から学ぼう!~負担のかからない日常生活の動作~
 古武道具や動画などいろいろ準備していったのだが、思いつくまま喋っているうちに、いくつかお見せするのを忘れてしまった。それでも、お世話してくれたハヤシさんが喜んでくれたので、とりあえず安心する。
 平日にも関わらず、大勢の人が来てくれたし、学生も何人か来てくれた。卒業生のコバヤシくんやトヨカワくんも、仕事を抜けて駆けつけてくれたし、ヒロデさんもご夫婦で来て下さった。
 来てくれたうちの1人、ワタナベくんは、『ぼくら』シリーズを全冊読んでいるという大の宗田理先生ファンだったので、紹介する。しばらく一緒のソファに座って談笑。写真を撮ってもらったり、握手してもらったり、サインももらっていた。とても嬉しそうだった。「今日のことは一生忘れません」と。
 もう1人の講演者、ハートセンターの馬場寛先生のご講演がとても面白かった。普段見られない心臓の映像も見せて下さり、びっくりだった。
 
 講演会終了後は、珈琲を飲みに行く(宗田先生としゃべりたくて残ったため、帰りの足がなくなったワタナベくんも一緒に連れて行く)。マスター(珈琲師匠)と楽しく談笑して帰った。
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【お知らせ】豊橋ハートセンターで講演

豊橋ハートセンターで講演します。

演題:武道から学ぼう!~負担のかからない日常生活の動作~
日時:平成22年5月17日(月)午後1時30分~
場所: 豊橋ハートセンター 1階ハートホール
参加:無料

武道の考え方と体の使い方を応用した、
冷蔵庫や車のドアの開け閉め
椅子からの立ち上がり方
荷物の取り方
床に落ちてる物の拾い方
ポットの持ち方
高い所に物をのせるときのやり方等々
日常生活の動作を楽に(体を痛めないように)やる方法についてお話します。

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ハートええじゃないか友の会

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