- 2009-04-23 (木) 23:44
- 授業
昨日は4コマ連続授業の水曜日。
どの授業も明るくノリがいい。
1時間めは、文学的感性をちょこっと磨いてもらう授業であるが、例年のごとく、慣れていない学生が多い。特に「静かに自分と対話する」ということが苦手な学生が多いようだ。今年はノリがいい分、その傾向が強いのかもしれない。ゆっくり、じっくり、微妙な自分の中のざわめきを捉える喜びを味わって欲しい。その説明をした後は、ちょっとそういう空気になったので、次回以降、慣れてくるだろう、と期待している。次回にうまく流れを作りたい。
2、3時間めは、どちらもクラスコミュニケーション。次回からは学生によるプレゼンとディスカッションが始まる。こっちも期待大である。
4時間めは武道のお話。イントロダクションとして、武道の本質説明をイチロー選手の言葉を使ってちょこっとだけやった。その後、今日のメインテーマである「武士道の歴史」と「武道OS論」。まあまあうまく話せたと思う。感想も面白いものが多かった。
「武道OS論」は、昔、橋爪大三郎さんが宗教をOSに喩えて説明されていた(「春秋」1998年)のを読んで以来、「なるほど」と思い、武道に応用して展開しているものである。橋爪さんは「理工系の学生諸君には、これがわかりやすいらしい」と書いておられたが、「武道OS論」もやはり工学部の学生に分かりやすいようだ。もちろん、比喩を借りただけで、武道=宗教論ではない。
次回も頑張ってパワポ作りま~す。
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