- 2009-06-19 (金) 17:22
- 日記
稲沢市成人大学(教養講座)で講演してきた。
演題は「芭蕉文学の本質~破壊と創造」である。最後5分残して話を終える。その後質疑応答。
二つ質問があります。一つは、「不易流行」について教えて下さい。もう一つは、奥の細道における曽良の役割について説明して下さい。
何れも今回の話には出てこなかった話題なので、ちょっと驚いた。しかしまあそういうことはよくあることなので、とりあえず簡単に説明する。説明があまりに簡単過ぎたかなあと思い、「それでよろしいですか?」と聞いてしまった。
はい、いいです。
ちょっとホッとした。ところがそこで質問は終わらなかった。
もう一つ、少し本題からずれますが、准教授と助教授はどう違うんですか?助教授がなぜ准教授に変わったのか、そのいきさつを詳しく説明していただきたい。
さすがに会場から笑いが起こったが、簡単に説明させて頂きました。はい。
そういうびっくりがあったが、受講されていた方はその方を含め、皆熱心に聞いて下さった。
とてもよい雰囲気の講座であった。
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