- 2009-10-21 (水) 20:26
- 研究
10月10日、小川さんの講演でいなべ市にいく前に、桑名の本願寺に支考の分骨墓を見に行った。桑名市の指定文化財となっている。本願寺は現在は建物はなく、お墓のみがあり、細い路地をはなさんでその向かい側にあった。
享保16(1731)年支考が亡くなったとき、「東海道往来の風雅士」が参拝しやすいように、雲裡坊杉夫が建立したという。すぐ側の伊勢湾岸道をいつも通っていたので、今回初めて参拝できでよかった。
それにしても、本家の獅子門は現在でもますます盛んであるし、雲裡坊の「間遠社」は、昭和18年頃まで、約200年間存続したという。大分前に論文に書いたが、支考は希有な経営センスをもっていたのである。
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