- 2010-02-08 (月) 18:50
- 研究
5日(金)
6時50分に研究室に到着。紀要の校正。
8時30分から日本語学。いつも以上に盛り上がる。
授業終了後、再び校正。
11時過ぎ、いざ静岡へ。
富士山を見ながら、2時くらいに静岡県立中央図書館に到着。
富士山、綺麗です。
いい雰囲気の図書館。目的の資料もあり、予想外の収穫もあり。
夕方出発、ホテルへ。
チェックインの後、ホテルの近くの小料理屋で夕食。
カウンター越しにご主人と話をする。こういうお店の仕入れのコツを伺う。さらになぜこの仕事を選んだのかも伺う。
高校生のとき、友達の家の旅館で部屋係(布団係)のバイトを始めたらしい。そのうち厨房で人が足りないということで、そっちにまわされた。高校を卒業しても就職がなかったので、そのまま仕事を続け、料理長にまでなってしまった。その後2年ほど関西で修行して、5年前に今のお店を開いたという。
人生ってそういうものかも知れませんね、なんて話をする。別に料理人を志していた訳でもなく、バイトの都合で厨房に入り、就職がなかったので仕方なくそのまま続けた。まさしく天職である。
もちろん料理はとても美味しかった。
6日(土)
高専連携教育研究プロジェクトの第2回全体会議のため沼津高専へ。なんと沼津高専では、廊下の窓から富士山が見えるのである。
いいなあ。
さて全体会議は、いつものようにスペシャルな発表が続き、ディスカッションも盛り上がった。もちろん全員が持ち時間をはるかにオーバーした。
本当にこのメンバーたちに出会った高専生は幸せだろうなあ、と思える先生たちである。高専生だけではなく、私も元気にしてもらえるメンバーである。
夜は渡辺先生の案内で、沼津港のお店で懇親会。ここでもかなり盛り上がりました。もちろんお魚も美味。
7日(日)
全体会議2日目。前日に引き続き大いに盛り上がる。
昼食はこれまた渡辺先生のご案内で、三島駅近くのいいお店。ここでもいろいろ話をする。食事後、解散。
今回の成果は、来年度の学会などで公開されるはずである。しかしそれよりも驚くべきことがある。
なんとメンバーは全員、二日間ずっとしゃべり続けているのである。誰1人沈黙していない。ほんとうにずっとしゃべり続けている。会議の最中も、懇親会の最中も、食事の最中も。もちろん移動中も。まさに「疲れを知らない子どものように」。しかも世間話などはほとんどない。ひたすら課外活動やら人間力やら、自分と学生がいかに楽しく成長できるかという話だけをし続けているのである。
みんな純粋なのだ。だから会議後、元気になって帰ってゆくことができるのだと思う。
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