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学習エキスパート

  • 2011-01-18 (火) 20:20
  • 授業

 18日。
 豊明市立唐竹小学校に行く。
こちらはまだ昨日の雪が残っていた。
いつものように楽しく俳句の授業をした。

 中七・下五は決まっていて、いい上五が浮かばない子がいた。こういうとき、教師がおいてしまうとせっかくの作る喜びを奪うことになる。だからいくつかヒントになるようなことをいい、その子が閃くのを待つのである。しかし授業は時間が限られている。そこが難しい。今回ある子に、例えばこんなの、と例を出してしまった。しかしその子はそれを採用せず、終了時間がきても空白のままだった。その子は言った。

 自分で考えたいんです。

 余計なことを言ってしまった、と深く反省した。例を出さないで、もうちょっといいヒントがあったはずである。自分の力不足を痛感させられた。
 また頑張りますから許してね。

 終了後校長室でお話をしていると、「子どもたち、まだなんかいろいろやってますよ」と言って先生が入って来られた。子どもたちが、そのまま、ああでもないこうでもないと、俳句を作り続けているのだという。
 とても嬉しい日になった。

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