21世紀日本文学ガイドブック5『松尾芭蕉』(ひつじ書房)が届いた(佐藤勝明編 奥付は2011年10月8日)。
http://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-89476-512-2.htm
私は「蕉門を彩る人々」という章を担当した。
届いたばかりでまだじっくり読んでいないけれども、ぱらぱらと見た感じでは、入門書ではあるが学会の最先端の研究を盛り込んだ高い水準の本にしたいという編者の佐藤さんの意気込みに各執筆陣が応えているようである(あくまで自分の文章は棚に上げてですけど)。
かなりの力作揃いだと思う(あくまでぱらぱらと見た感じですけど)。
何より、この執筆陣がどんな説を披露しておられるのか、私自身が知りたい(あくまで自分以外の執筆者のことですけど)。
私自身がじっくり読んでみたい本である。
表紙の画は、編集の方のご友人の作とか。侘びさびの詩人芭蕉とは違った、新しい芭蕉像が提示されていることを暗示しているような装幀である。
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