ホーム > 授業 > 国文学1の授業、これでいいのだ

国文学1の授業、これでいいのだ

  • 2012-05-29 (火) 19:48
  • 授業

今年の国文学1の授業にちょっと異変が起こっている。
例年、本を読むのが大好きな学生が2~3名はいるものの、それ以外の学生はこの授業を機会に本を読んでみようという学生であった。ところが今年は、異常な本好きがほとんどなのである。しかもディスカッション中、ほとんどの学生が積極的に議論に加わる。とても明るいディスカッションが展開されている。

どうなってんの??

本をほとんど読まない学生や、コミュニケーションが苦手な学生はどこに行ってしまったのだろうか?

しかもその日の本をきっかけに、私がどんどん脱線していっても、誰も文句を言わず、乗ってくれる。だからさらに話が膨らんでゆくのである。もはや国文学の授業でなくなってしまっている感がある。この前も、一見その日の本の内容にほとんど触れずに終わってしまった。しかし確実にその本の内容の核心から膨らんでいった議論が展開された。私としては理想的な授業なのであるが、みんなもそれを楽しんでくれているようだ。昨年までだと、「授業に関係のない話が長すぎる」とアンケートに書かれそうなものだが、今年はどうだろう?別にどうでもいいので、毎回ノリノリで私は話し続けているのである。

次回からはそれぞれが自分のお気に入りの本を紹介するので、濃厚な議論が展開されることだろう。彼らについていけるだろうか。わたくし……。

ホーム > 授業 > 国文学1の授業、これでいいのだ

カレンダー
« 2025 年 1月 »
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最近の投稿
最近のコメント
カテゴリー
アーカイブ
リンク
中森康之研究室
武道部
俳文学会
現象学研究会

ページトップに戻る