尚志館の今月の言葉は、
子曰わく、学びて思わざれば則ち罔し、思うて学ばざれば則ち殆し。
この前ブログに書いた、アウトプットばかりしていてはダメで、勉強による蓄積が必要だということと呼応しているようである。「自分の考え」や「自分の感性」は重要だが、それだけでは力を持たない。それどころか、危険でさえある。学問や勉強や実践によって、きちんとしたバックボーンが蓄積されていなければならないのである。
とここまで書いて、しかしまてよ、と思った。
尚志館の今月の言葉は、稽古に来ている大人に向けたメッセージを含んでいることが多い。おそらくこれも、館長からある人へのメッセージなのだろう。
それはさておき、さすが孔子さんの言葉である。肝に銘じたい。