最近「シンクロニシティ(Synchronicity 共時性)」ということをよく聞くが、何かをやっていると必要な情報が向こうからやってくるということはよくあることである。
私がヴォーリズに興味を持ちだしたのはごく最近(1年ほど前)のことで、何年か前の巡回展などはその存在も知らなかったのであるが、それでもわずか1年の間でもいろいろな幸運に恵まれた。次から次に芋づる式に出て来てくれた。そして今もその状態は続いている。何をやるにも、遅すぎるということはないと教えてくれた。
俳諧の研究でも同様のことはしばしば起こる。どんなに探しても見つからなかった資料が、あるとき、いくつも続けて出てくるということがあるのである。しかしこれは、こちらが探していないと出てこない。
また、今、研究室の学生が学会発表の準備をしているが、それに関することも、どんどん集まって来てくれる。
私の経験では、彼(女?)らは、まんべんなくはやってこない。一気に押し寄せてくるのである。
オープンマインド状態であること、それについて強い関心を持ち続けていること。この二つが揃えば、彼(女?)らはあるとき一気に押し寄せてくる。
大歓迎、大歓迎。
みんなどんどん集まっておいで!