- 2012-10-24 (水) 21:54
- 武道部
今日は武道部の稽古である。
が、いろいろ雑用をしていて、8時半頃にゆく。
しばらくして稽古が終わる。
いつものように、ある部員がやってくる。
「撃砕第二のここの部分教えて下さい」
「いいよ」
ということで、個人稽古が始まる。
何人か集まって来て一緒に稽古している。
全体稽古のとき、おどろくほど下手になっていたのが、みるみるうちに本来の動きを取り戻してゆく。
こういう部員を教えていると、自分ものってきて、いろいろ新しい気付きがあるから嬉しい。今回もいろいろ勉強させてもらった。「なるほど、そうだったのか!」の連続である。
志を同じくする者と、純粋に稽古することほど楽しくて学びの多いことはない。帯の色は関係ない。ついこの前まで白帯だったこの部員に(もちろん他の部員にも)、私は随分たくさんのことを教えられた。部員たちに教えながら、私はいつでも多くのことを学んでいる。そういう人たちがいてくれるのは、ほんとうに有り難いことである。
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