- 2009-06-29 (月) 13:34
- 研究
発売元: 河出書房新社
訳:長谷川宏
発売日: 1999/05
フッサール『経験と判断』の、緒論と第一篇第二章まで読んだ。大体全体の3分の1くらいである。現象学研究会のテキストだったからだが、俳論研究会終了後、現研に合流した。
いやー、面白いですね~。細かいところはよく分からないことろも多いですが、論理学を現象学的に基礎付けるというモチーフとフッサールの構えは、読んでいてワクワクします。それとフッサールの根性と粘り強さには、ごちゃごちゃ感を越えて、勇気を与えられます。
ただ大分前に『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』を読んだ時ほどの衝撃は今回ありませんでした。まだ残り3分の2あるので、この後に期待です。残りも頑張って読んで、「『経験と判断』山」を登り切りたいと思います。
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