- 2009-08-21 (金) 16:27
- 研究
高専連携教育研究プロジェクト「技術者教育としての課外活動の可能性の提示と「人間力」養成メソッドの開発」、第1回全体会議を行った。豊田高専での研究集会から中1日にも関わらず、函館、沼津、福井、奈良、詫間、八代の全国各地から、実に「濃い」メンバーが集結してくれた。さらに今回はオブザーバーとして、武道部部長の池尾君、第5回演武会実行委員長の加藤さん、稽古に来ていた栄養教諭の栗田さんが参加した。
優れた実践を重ねてこられた方の報告は、とても刺激的だ。さらにそこから繰り広げられるディスカッションが、これまた面白い。その場でどんどん新しいものが生まれていくライブ感があり、とてもワクワクした。おそらく全員が新しい種をもって帰られたはずだ。私もしっかり頂いた。大事に育てたいと思う。
圧倒的な実践をされておられる方は、みな共通してとても明るい。その明るいパワーで、学生も地域社会も全部巻き込んでいくのである。そして何より、それを心から楽しんでおられる。
なんせ最初に書いたように、18~19日の豊田から中1日で再び豊橋に集結したのである。しかも三木先生と岩﨑先生は、28日からの日本高専学会にも来られるので、2週間で3回の来豊である。楽しくなければやってられない。
そもそもこのプロジェクト自体がそうである。みんな「面白そう」だから集まったのである。昨年提案書を書いたとき、1人も応募者がいないかも、と本気で心配した。だったら自分が心底大切だと思い、かつ楽しめる内容にしようと思った。すると、「こんなけったいなこと考えてる人がおんねんな。なんか面白そうやんけ」と(それぞれの方言で)思って、集まって下さったという訳である。
自分がまず開くこと。その上で、それに共感してくれる人を待つ。という私がいつも学生に言っているやり方をここでも実践したのであるが、それにしてもこんなスペシャルな人が集まるとは夢にも思いませんでした。
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