- 2010-11-13 (土) 23:54
- 武道部
13日。武道部昇段審査。
今回は3名が受験。無事全員合格。3人ともよく出来ていた。中でも2段に合格したミヤモトさんは、今年卒業した社会人。学生最後の昇段審査は、「もうちょっと稽古してからね」ということで受験を見送らせた。卒業後は、ほぼ1ヶ月に1回のペースで豊橋まで稽古に来ている(この前まで大阪から、今は東京から)。社会に出て人間的に一回り大きくなった分、武道の技術も上達し、今回無事合格できたのである。
夜の審査打ち上げで彼女はこう言った。
会社で仕事をしていて、一流の設計者(技術者)になりたいという思いが、学生時代以上に強くなった。そのためには、武道にもきちんと向き合わなければと思った。武道を究めなければ、仕事の技術も究められないと思った。
すばらしい。仕事が忙しいから、仕事を究めたいから武道ができない。そのような武道を私たちは目指してはいない。日常において、自分の心身のパフォーマンスを最高に発揮する道こそが、私たちの目指す武道である。
夜は幹部交代式。武道部はこれをもって新しい幹部に交代した。今までの幹部さん、お疲れ様でした。新幹部さん、これからしっかり修行して下さいね。
それに引き続き、帰国する留学生の送別会、昇級・昇段審査打ち上げ。恒例の「一人一言」は今回はなし。その代わり出来るだけ沢山の人と喋るように指示する。この点については、部員にはもっと修行してほしい。
ともあれ、無事終了。
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