- 2010-11-16 (火) 23:21
- 研究
16日。岐阜二日め。
朝から岐阜県図書館。『十論記文秘説』『俳諧十論発蒙』の調査である。前にも見せていただいたが、今回また拝見できた。
岐阜県図書館は前の場所にあったころからお世話になっているが、私の大好きな図書館である。係の人はとても親切だし、建物も素晴らしい。郷土資料をコピー製本して開架図書として誰でも気軽に見られるようにしてあるのも、とてもいいことだと思う。
初めて岐阜県図書館に行ったとき、「獅子吼」を創刊号から順に全部だしてもらい、1号ずつページを繰っていったのを思い出す。まだ何も分からず、それらしいページを片っ端からコピーしていった。
終了後、美濃派再和派の水上道場へ。ここも昨日書いた方に連れていってもらった。その時は何も分からず、ふーんこんなところがあるんだ、くらいだったが、それでも心のどこかにずっとひっかかっており、もう一度行きたいと思っていた。やはり今来ると感じ方がまったく違っている。私もそれなりに成長したのかな。
その後、岐阜市歴史博物館。「洛中洛外図に描かれた世界」を見る。抹茶をいただいて帰る。
自分の研究のルーツをたどったような2日間だった。