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2011-12

今年もお世話になりました

今日は大晦日。

皆様方には今年も大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。

特に訳の分からないこのブログを読んで下さった方、大変ありがとうございました。

また来年も勝手なことを書いてゆきますので、ご贔屓のほどよろしくお願いします。

それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。

お墓参り

忙しくてなかなか行けかったが、久しぶり、夏以来のお墓参りに行った。

今日は帰省渋滞もほとんどなく、スムーズに到着。

コースはいつも通り。高速を走って刈谷ハイウェイオアシスで昼食。さらに高速を走って伊賀へ。お墓参りをして、いせやさんで和菓子を購入。

まったくいつも通りのコースでした。
たった一つ違ったのは、昼食後、豚まんを食べて、31のアイスクリームを食べなかったことだけである。

新撰大和詞

支考の『新撰大和詞』の板本を購入した。
院生時代にマイクロからコピーしたものを持っていたが、現物が欲しくなって。
幸い安価で手に入った。

仮名詩を創案した支考は、その一方で「大和詞(大和真名)」というのも創案した。
日本人は日本の言葉で詩を書くべきである、というのが支考の主張である。だから仮名詩を創案した。しかし一方で、日本においては古来から和文と漢文の両方が用いられてきた。だから「仮名と真名との通用」を知らなければならない。というわけで「大和詞」の解説書を書き、自らもそれを用いた文章を残した。

仮名詩の方は、その後の、蕪村の仮名書きの詩、明治の『新体詩抄』などもあり、一般化して受け継がれたと言ってよいだろう。「大和詞」の方は、支考の絶筆『論語先後抄』がこれで書かれているが、この文体を受け継ぐものはなく、管見では、ほとんど顧みられた形跡がない。

だから『新撰大和詞』も古書店でそれほど高い値段がつかないのだろう。手元に届いた本も綺麗な本である。

もちろん支考も、仮名詩の方が書いて楽だったに違いない。しかし漢文である『論語』の注釈は、一見漢文体である「大和詞」で書かなければならないと考えたのである。支考は「机から離れるときは死ぬときだ」といって書き続けた『論語先後抄』を完成させることはできなかった。広告は出たが、出版はされなかった。この本を読んだ人はほとんどいない(私も前の方しか読んだことがない)。出版されたとはいえ、『新撰大和詞』も一体どれだけの人が真剣に読んだのだろう。

支考自身も、「大和詞」が多くの人に支持され、普及するとは考えていなかったに違いない。ただ、「仮名」と「真名」の両方を視野に入れた文章(文体)を考えなければならないと信じていたのである。支考はそのような壮大な視点で俳諧の文章(文体)を考えていた。明治になって田岡嶺雲が絶賛したのもその点を見抜いてのことである。

年末ぎりぎりに手元に届いた本を眺めながら、『新撰大和詞』を書き、『論語先後抄』を執筆していた支考の気持ちを想像してみるのである。

この世で一番苦手なもの……取材って

ジュビロ磐田のページの選手紹介を初めて見た。

マエチンの紹介。

前田遼一選手

この世で一番苦手なもの:取材
サッカー選手でなかったら?:サラリーマン

って、おもしろ過ぎです。
そして誠実です。

面白うてやがてかなしき鵜舟かな

という芭蕉の句を思い出しました。

マエチンには、面白さと人間存在の奥深さ(「もののあはれ」といってもいいでしょうか)が備わっています。
ますます大好きになりました。

エントリーシート

ある学生がエントリーシートもってきた。

率直に言った。

あなたのいいところが出ていない。
これを読んでも、あなたが想像できない。
びびってる。
なぜ自分で自分のいいところを消してしまう。

気持ちは分かる。
でもびびるな。
勝負に行って、前に出ないと道は開けない。

そういいながら、ほんとうは私は自分自身に言い聞かせていたのだ。

ありがとう。

久しぶりに家族で

久しぶりに、ほんとうに久しぶりに家族でお出かけ。
が、雪。豊橋ではなく、向かう先が。

ということで、電車で出かけた。

電車も20分ほど遅れていたが、無事到着。

夕方豊橋駅に戻ってきたら、家人が突然パンを買うと言ってパン屋さんに入った。
とそこに、ケーキの箱が。
昨日の売れ残りらしい。でかいのが1000円。

買いました。

一気に……

こんなに一気にブログを更新していいのだろうか、と思いながら、でも年が明けてしまうので頑張って追い着きます。

今日は久しぶりに研究室に帰って来て、論文書き。
なんと締め切りが30日。

柴田トヨさんの『くじけないで』買って読みました。
いいですねえ。

頑張ります。

武道部クリスマス会

昼過ぎに豊橋に戻ってきて、尚志館へ。
稽古収めになんとか出席することが出来た。

その後、クリスマス会。


乾杯~!


武道部のアイドルです。


こっちも武道部のアイドル。演武会実行委員長。


雪だるまです。


なぜかガチャピンとユキミさんが腕相撲。


ピース。


女ヤマギワと男クリハラも腕相撲。


女ヤマギワが勝ったようです。


クリスマス会といえばケーキ。


前演武会実行委員長もかわいい。


サンタさんを食っちゃった奴がいます。

この方にはもうプレゼントは届きませんね。

研究会の打ち合わせと学会のお仕事

午前中、新しく始める研究会の打ち合わせ。
前からやろう、やろうと言っていて、ようやく動き出すことになった。
詳細はまたお知らせします。

午後からは学会のお仕事で、青山学院大学へ。
ここ数年、毎年クリスマスの時期に渋谷に来ている。

夜は懇親会。

俳諧や文学の話が普通にできる懇親会は、私にとってとても貴重な時間である。
楽しかった。

APAST設立記念イベント

APAST設立記念イベントに出席した。

後藤政志さん(理事長)、田中三彦さん(副理事長)、渡辺敦雄さん(事務局長)らが立ち上げられたNPOである。
渡辺先生は、高専連携教育研究プロジェクト「人間力」養成プロジェクトメンバーの一人であるが、本学に講演にきていただいたり、湖西の講演におじゃましたり、浜名湖義塾を一緒に見学に行ったりと、ここ最近しばしばお付き合い頂いている。

実は前にこのブログにも書いた濃い人たちの中にこの方たちも入っている。

記者会見の模様はこちら。
http://www.ustream.tv/recorded/19314187

非常に多くの人が来ていて、その関心の高さに驚いた。
考えてみれば私は、記者会見というものを生で見るのは初めてだ。

記者会見は1時間ほどで終了。その後パーティー。
多くの方がご挨拶された。
あるマスコミの方のスピーチが印象的だった。

記者会見が終わって、「これ以降の取材はご遠慮下さい」とアナウンスがあって、ここにいた記者たちの多くが帰った。彼(女)らは私の仲間達です。しかし、彼(女)らはここに、与えられtら仕事をしに来たのです。だから、仕事が終わったから帰った。
しかし、ここに残っているマスコミの関係者もいます。私たちは自分の意志でここに残りました。私たちは少数派です。

きっとどこの世界でも、自分の感性で考え、自分の意志で行動する人は少数派なのである。

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