- 2009-07-02 (木) 1:32
- 武道部
いよいよ定期試験も終了し、武道部は演武会モード全開になってきた。
みんな気合い十分である。特に色帯。ちょっときっかけを与えるだけで、ますますよくなる、打てば響く状態まできた。一部をのぞいて、色帯がこのレベルまできたのは、彼らが入部以来始めてのことである。一年とちょっと、大畑くんは二年とちょっと、私はずっとこれを待っていたのである。特に大畑くんの気合いはよかった。彼は「全身全霊」の意味が分かったに違いない。
あと一週間、全員もっと良くなるだろう。修正箇所も修正され、当日は今回のテーマである「全身全霊」を見せてくれるに違いない。
白帯も大分元気が出てきた。新入生らしい、ぴちぴちした演武を期待している。
黒帯も例年以上の質に仕上がってきている。あとは私だけである。
実は5周年記念演武会にあたる今回は、これまでの武道部の集大成だと考えている。黒帯にもかなり高い要求をした。私自身も密かにある覚悟をもってのぞんでいる。
いよいよ在学生も卒業生も、その期待に応えてくれるレベルにまできた。高い志と夢と希望をもって、武道部は一丸となって演武会に向かっているのである。
当日は、今の武道部の実力の全てを見ていただけるだろう。今の武道部の実力ではこれ以上は無理だという限界まで。そしてそれこそが私が考える武道の価値であり、「全身全霊」の意味なのである。
武道部員以外でこのブログを読んで下さっている方は、ぜひ今時の若者の「全身全霊」を見てやって下さいませ。
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