- 2009-01-30 (金) 19:30
- 武道部
来月、『国家の品格』でお馴染みの藤原正彦氏の講演会が大学の近くである。例によって武道部員に声をかけて出かけることにした。
武道部は、大学の課外活動として、技術者としての「人間力」養成を掲げている。道場での稽古以外に、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、企画力養成など、いろいろやる(詳しくは現在作成中の「技術者教育としての課外活動の可能性」のサイトを見て下さい)。
少し前には、世界一小さい歯車で有名な樹研工業の松浦元男氏の講演会に行った。経営者向けの講演だったが、事前に学生を連れて行く許可を得ていたので、武道部員にむけて、「技術とは何か」「技術の質とは何か」「技術をどう生かすか」「マーケットをどう捉えるか」「技術者としての発想法、考え方」といったお話もして下さり、大変有難かった。
部員たちもいろいろ感じたらしく、講演会後の感想会(お茶会)では、色々な感想や意見が出て面白かった。
その前には、夜回り先生こと、水谷修氏の講演にも行った。このときも大変面白く、とても勉強になった。
さて、こういう機会が訪れたとき、部長を通じて全部員と常時参加卒業生に連絡がいく。もちろん参加は任意であるが、連絡をもらたったとき、色々な思考がある。
1)顧問(部長)からのお誘いなので、内容には関係なく行く。
2)内容をよく吟味し、面白そうだから行く。
3)顧問(部長)からのお誘いなので行きたいが、どうしても外せない用事があるので行かない。
4)内容をよく吟味した結果、面白そうなので行きたいが、どうしても外せない用事があるので行かない。
5)内容をよく吟味した結果、自分には面白くなさそうなので行かない。
6)手帳をみて、空いているので行く。
7)みんな行くので行く。
8)面倒くさいから行かない。
9)その他
さて、この中で、武道修業に向く思考と向かない思考はそれぞれどれでしょうか?
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