- 2011-06-02 (木) 16:57
- 日記
(このエントリーは6月2日まで一番上に表示されます)
講演会のお知らせです。
福島第一原子力発電所事故を巡る技術者の「危機意識」と「人間力」
沼津高専特任教授 渡辺敦雄氏
〈今回の技科大での講演は、技術者としての私にとっての再出発点になると確信している〉
日時:2011年6月2日(木) 14:40~16:40
会場:豊橋技術科学大学 講義棟A-101
聴講:自由
お問い合わせ先:
豊橋技術科学大学 高等専門学校教育と連続する「らせん型技術者教育」モデル
―持続型社会を創造する実践的建築・都市デザイナーの養成―プロジェクト事務局
Tel 0532-81-5111(内線7031)
Fax 0532-44-6831
E-mail rasen@ace.tut.ac.jp
渡辺先生は、「人間力」養成プロジェクト(高専連携教育研究プロジェクト)のメンバーの1人である。その渡辺先生は以前東芝の原子力事業部におられ、福島第一原発3号機などの基本設計を担当された。
実際に設計に関わり、現場も知っておられる先生が、今回の事故を前に、何を思い、何を語ってくれるのか。特にこれから技術者として現場に出る学生たちに、何を語り得るのか。
私はそれをとても楽しみにしている。
実際に関わった技術者として、今回の事故は非常にショックだったはずである。しかし、それを誤魔化すことなく、学生と一般の方の前に出て来て語って下さる。私はそのことに対して敬意を表するものである。
本人も「再出発点」と言っておられるが、今回の講演は、長年その道で生きてこられた1人の技術者の再生の場となるだろう。
そのような場に出会える機会は、滅多にない。
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