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2010-03

佐賀行

 3月3日から5日まで、恒例の佐賀行。
 3日、先生のお宅にお邪魔して打ち合わせ(その前に古書店によって、何点か資料を拝見)。非常に充実した話が出来た。何度話しても楽しいし、勉強になる。
 4日、佐賀県立図書館で調査。昼休みにこれまた恒例の「佐賀城下ひなまつり」を見に行く。徴古館は今年は「鍋島家の雛祭り―加賀前田家からの里帰り」。120年ぶりの里帰りだそうである。ちょっと足をのばして、旧古賀銀行にも行く。こちらは小城鍋島家伝来の古今雛などの展示。一階では寛永16(1639)年創業の老舗、鶴屋さん伝来の「鶴屋文書」が展示されていた。お菓子の製法が書かれているのであるが、面白い。ちなみにこの鶴屋さん、「鶴屋文書」の一つ、『菓子仕方控覚』(宝暦5(1755)年頃)の中の「けし跡(けしあど)」というポルトガル伝来の南蛮菓子を復刻されたそうである。同じフロアの中のカフェで、ピアノ演奏を聴きながら佐賀のお菓子と珈琲を頂いた。その後、図書館へ戻る。
 5日、移動日(帰る日)。早起きして吉富町へ行く。立派な美濃派の句碑が5基あった。島田虎之助修練場を通って駅へ戻る。
修練場跡には「剣心一致」の石碑があり、「剣は心なり。心正しからざれば剣又正しからず。剣を学ばんと欲すれば、先ず心より学ぶべし。」という有名な言葉も書かれていた。

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