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武道部 アーカイブ
今日は武道部
- 2012-10-24 (水)
- 武道部
今日は武道部の稽古である。
が、いろいろ雑用をしていて、8時半頃にゆく。
しばらくして稽古が終わる。
いつものように、ある部員がやってくる。
「撃砕第二のここの部分教えて下さい」
「いいよ」
ということで、個人稽古が始まる。
何人か集まって来て一緒に稽古している。
全体稽古のとき、おどろくほど下手になっていたのが、みるみるうちに本来の動きを取り戻してゆく。
こういう部員を教えていると、自分ものってきて、いろいろ新しい気付きがあるから嬉しい。今回もいろいろ勉強させてもらった。「なるほど、そうだったのか!」の連続である。
志を同じくする者と、純粋に稽古することほど楽しくて学びの多いことはない。帯の色は関係ない。ついこの前まで白帯だったこの部員に(もちろん他の部員にも)、私は随分たくさんのことを教えられた。部員たちに教えながら、私はいつでも多くのことを学んでいる。そういう人たちがいてくれるのは、ほんとうに有り難いことである。
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終わってた
- 2012-10-03 (水)
- 武道部
今日から後期の授業。
早速2限と3限の2コマやった。
どちらもまずまずの感じだった。
その後、どうしても今日中にやらないといけない仕事があり、武道部に遅れると連絡しておいた。
少しでも早く行こうと頑張って、なんとか8時頃に武道場に到着。
が、すでに稽古は終わっていた。
「ひととおり稽古したので、だらだら長くやっても仕方ないからもう終わりました」と部長。いつから武道部の稽古は1時間半でひととおりできるほど貧しくなり、それ以上やるとだらけてしまうようになってしまったのだろうか。
以前ならこういうことがあると怒っていたと思うが、今はそんなことはない。今日の稽古に私は必要とされなかったと思うだけである。そして必要とされていないなら今度から慌てて来るのはよそうと思うだけである。だから、「ああ、そうですか。分かりました。」としか言わなかった。その後、マズイと思ったのか謝りに来たが、謝られても困る。本当に私は怒ってもいないし、絶望もしていないからである。もちろん喜んでもいないけれど……。しかしむしろ、「全体として」は必要とされなかったが、誰か教えて欲しいといって来るかな?と楽しみにしていたのである。別に稽古をはやく終わったからといって、全員が私を必要としていないとは思わないからである。部員の中に1人でも必要としてくれる人がいれば、その人に教えるし、誰もいなければ、一人で自分の稽古をするか帰るだけである。
今の私は、教えて欲しいと来る人には教えるし、そうでない人に押し売りはしない。ただそれだけである。また「その人」は別に固定されてもいない。その場その時の「その人」の求めに応じるのみである。なんか悟ってしまったのかしら……。でも武道を「教える」のは私の仕事でも何でもない。私は自分の稽古がしたいのである。教えることが自分の稽古になるので教えるだけである。
今日は白帯の子が「下段払い受けを見て下さい」と言ってきたので、「いいよ」と言った。この子は、とてもいい。何がいいかというと、絶対に誤魔化さないのである。
私が指導するとき、というか、多くの指導者がそうだと思うが、最初はその人を試しながら指導する。素直なのか頑固なのか、人がみていないところで手を抜く人なのかそうでないのか。ちょっと辛いとすぐ逃げるのか踏ん張るのか。そういうことを見極めながら指導する。
この白帯の子は、入部したての頃、「どうなりたい?」という私の質問に、「積極的な人間になりたい」と答えた。それ以来、私を見つけたら自分から必ず挨拶をし、毎回何か教えてもらいに来るようになった。それが今日は下段払い受けだったのである。
かなり疲れていたようで、しんどそうだったが、もちろん私は手を抜かずどんどん続けた。そしてこの子は最後までなんとかやりきったのである。ほんとうに嬉しく思った。
習いに来ない部員が多いどころか、私が来る前に稽古を終わってしまう今の武道部にとって、こういう子がいることは武道部の救いである。もちろんこの子だけではない。今の白帯は全般に頑張り屋さんが多いように思う。
私がこの子を指導している間、道場の各所でそれぞれ各自が稽古をしていたが、この子を含めた白帯の何人かが一番熱心に稽古をしていた。それこそ黙々と必死で稽古をしていた。その横でだらだらしていた色帯はおそらく我が身を省みて恥ずかしかったはずである。
今日だけでなく、ここ何回かの稽古を見ていると、今の武道部は、確実に白帯が牽引している。誰が牽引しようが構わない。もっと成長したいものたちの集団であればそれでいいのである。
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マシュー最後の稽古のはずが…
- 2012-09-26 (水)
- 武道部
今日はマシューの最後の稽古。のはずだった。しかし引っ越し作業が間に合わず欠席。残念。
今日はマシュー中心に全ての稽古内容を考えていたのに。
しかしそれはそれで仕方ない。という訳で、マシュー抜きでの稽古となった。
今日は、常々心配していることを話して稽古したが、果たしてどのくらい理解してくれただろうか。
武道は体で覚えないと意味がない。そして自分でつかまないとできるようにはならない。最悪なのは「反省」ばかりしていることである。「反省」ばかり口にする人は、口先だけで、行動が伴わないことが多いからである。
最良なのは、即実行である。そして即実行してくれそうな部員が何人かいたので、とても期待している。則実行しているうちに身体が変化してくる。そして身体変化のうちにしか武道の成長はないのである。
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型特別講習会
- 2012-09-23 (日)
- 武道部
今日は型特別講習会。
10月分の前倒し。
今日は、「重心」の稽古。
かなり難しかったみたいだが、うまくいったときの驚きを全員が味わえたようだ。
これがあるからやめられない、そういう体験があれば、どんなに難しくても稽古を続けることができる。
ありがたいことだ。
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型特別講習会
2週連続の型特別講習会。
撃砕。
回を追うごとに難易度が上がっているが、みんな楽しく稽古できている。
「最後までできなくて悔しかった」というメールをくれたメンバーもいたが、これでいいのだ。
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コモンズ会
- 2012-08-29 (水)
- 武道部
久しぶりに、武道部の稽古後にコモンズ会を開催した。
学生が集まれるコモンズという場所で、稽古後白帯の学生を中心にいろいろお話をしたのである。
学生たちの以外な側面も見られてとても楽しかった。
これからも出来るだけ機会をみつけてコモンズ会をやりたいと思う。
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撃砕特別講習会
26日は、撃砕特別講習会。
最近はどんどん難しいことをやっている。
できてもできなくても別にいいのである。
ただただ稽古は楽しい。
この楽しさは、心と体が開放される楽しさである。
だから、それなりにみんな技も出来るようになる。
次回ももっと難しいことをもっと楽しくやろう。
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アントニューさんを送る会
25日、愛知県史を語る会の後、一路豊橋へ戻って、アントニューさんを送る会へ。
アントニューさんは、2ヶ月ほど前に武道部に入部した。その時点で、9月に帰国することが決まっていた。しかし彼女は入部し、空手衣も購入した。そして7月の演武会にも出演したのである。
先生が演武会に出ないかと言ったとき、てっきりジョークを言っているのだと思った。
そう彼女は言っていたが、もちろん本気で言ったのである。
彼女は一月間とても熱心に稽古を重ね、見事に演武を行った。そしてその後も休むことなく稽古に参加した。
尚志館の廣出さんは69歳で入門された。たまたま第1回演武会を見て、受付に「とても感動しました。私でも入門できますか?」と言って来られたのである。アントニューさんは、2ヶ月しか稽古できないことが分かっていて入部された。この方たちに共通しているのは、とても明るい(オープンマインド)こと、思いついたら即行動に移せること、誰よりも熱心に取り組むことである。こういう方たちと一緒に稽古できた武道部員(学生)はとても幸せだ。武道部員たちが、もし今後の人生において、何かを新しくやってみたいと思ったとき、きっとアントニューさんのことを思い出すだろう。そしてアントニューさんが身をもって教えてくれたこのことを思い出すだろう。
人が何かを始めるのに、遅すぎるということはない。難し過ぎるということはない。短か過ぎるということはない。
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思うて学ばざれば…
尚志館の今月の言葉は、
子曰わく、学びて思わざれば則ち罔し、思うて学ばざれば則ち殆し。
この前ブログに書いた、アウトプットばかりしていてはダメで、勉強による蓄積が必要だということと呼応しているようである。「自分の考え」や「自分の感性」は重要だが、それだけでは力を持たない。それどころか、危険でさえある。学問や勉強や実践によって、きちんとしたバックボーンが蓄積されていなければならないのである。
とここまで書いて、しかしまてよ、と思った。
尚志館の今月の言葉は、稽古に来ている大人に向けたメッセージを含んでいることが多い。おそらくこれも、館長からある人へのメッセージなのだろう。
それはさておき、さすが孔子さんの言葉である。肝に銘じたい。
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お箸
お誕生日プレゼントのみっつめ。
武道部のみなさんから頂いたお誕生日プレゼント。
お箸
みなさん、ほんとうにありがとうございました。
型特別講習会メンバーと
演武会パーティーでみなさんと
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