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講座:ヴォーリズ建築の魅力

NHKカルチャーの講座「ヴォーリズ建築の魅力~建築家ヴォーリズと満喜子の歩んだ時代~」を聴講。
講師は一粒社ヴォーリズ建築事務所の芹野与幸氏。

これまでのヴォーリズ建築の話とはまったく違う、時代背景、とくに人間関係の話だった。「これも建築の魅力なんです」とおっしゃった。その通りである。ますますボーリズが魅力的に思えた。

小林秀雄、白州正子、白州次郎など、ヴォーリズとは無関係に興味をもっていた人たちがこんなところで繋がっているとは。
非常に新鮮で、興味深いお話だった。

講座の終了後は、「旧神戸ユニオン教会(現フロインドリーブ)」でお茶。

これまた楽しいひとときだった。

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山崎文庫の調査

今日は大阪府大山崎文庫の調査。
親友の西田くんとも会えた。
図書館の方も、とても親切に気持ちよく対応して下さった。
ほんとうに有り難い。

今回は俳諧伝書を中心に調査した。山崎文庫には、ペン写も含めて、結構伝書が所蔵されているのである。伝書などというものはいかがわしいもの、という時代にあって山崎喜好は、伝書も集め、読んでおられたのである。このことは注目しておくべきことである。というのも、以前「支考俳論の語られ方ー田岡霊雲と大西克礼」(『連歌俳諧研究』114号)に書いたが、大西の『風雅論』が刊行されたとき、井本農一によって、辛辣な書評が書かれた。それは、「美学者」の仕事としてはまあいいけれども、「国文学徒の立場」から見る限り、文学史の「現実」をかけ離れており、あまりにも「空虚」だというものであった。支考の虚実論が正面から論じられていたことも井本は批判した。「支考の俳論を蕉風の中心的俳論であるかの如く取扱はれたのは如何であろうか」と。井本は、当時の俳文学研究における常識を根拠に、『風雅論』には多くの事実誤認と方法論的誤りがあると指摘したのである。

しかしその前月、山崎によって『風雅論』を高く評価した書評が出されていた。曰く、「俳諧の殆どあらゆる面は豊富に、縦横に論じられてあり、のみならず適宜な解明が施してある本書はどれほど私たちの思考に多くの糧を供給してくれることであろうかと思う」と。

井本の主張が当時とその後の俳文学研究の主流であったことは、その後の俳文学研究において、『風雅論』がほとんど顧みられることがなかったことからも分かる。

私が拙稿を書いたとき、なぜ山崎が『風雅論』を評価できたのか、不思議に思い、山崎に興味をもった。今回、その一端を垣間見ることができた気がした。芭蕉以降の俳諧を考えるとき、支考と蝶夢、そして伝書は不可欠なのでるが、そのいずれも山崎文庫には揃っているのである。

山崎の頭にあった俳諧史を今一度見直してみたいと思った。

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ゼミ

今日は久しぶりのゼミ。

今日は国語力検定の結果分析を行った。

英語力と国語力などの関係など、とても興味深い結果が出た。

報告会できちんと報告しよう。

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研究室紹介

今日は学部三年生が4月からの研究室配属を決めるための、説明会。各教員の持ち時間は4分。

私の建築の専門科目の授業は大学院しかないので、初めて会う学生さんも多い。そこで活躍してくれるのが、前に作っていただいたPVである。この動画を再生するだけで、全員の視線がこちらに集まるのである。

昨年も書いたが、これは単なる研究室の紹介ではなく、全教員が全3年生の前でプレゼンするのである。普段偉そうに、コミュニケーション能力とか、プレゼン能力を磨けと言っているのだから、私たちもそれなりのプレゼンをしなければならない。誤魔化しや言い訳は通用しない。

ほんと、Hさんのお陰です。
感謝、感謝、です。

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冬休みあけ輪講・ゼミ

今日は冬休み明け、一回めの輪講。だいぶ間が空いたので、ゼミも一緒にやった。というのも、4年生2人が実務訓練(インターンシップ)に行っているので、今いるのは1人だけなのである。4年生は2月末まで帰ってこないので、しばらく2人で頑張ることになる。

少しずつでも、輪講と学生の研究が進んでいけば、こんな嬉しいことはない。

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おっぱい行脚

この前のカンブリア宮殿で、ピジョンの創業者である仲田祐一氏の「おっぱい行脚」なるものが紹介されていた。
哺乳瓶を限りなく本物に近づけるため、約6年間にわたって900人以上の女性のおっぱいを吸わせてもらったというのである。

そのような執念があってこそほんもののもの作りができるのだろう。うちの学生(卒業生)の中にも、そのような、ほんもののもの作りを目指している者がたくさんいる(はず)。まだまだ日本のもの作りは終わらない。

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15歳がいい。18歳では遅い。

年末からの研究室の片づけを続けている。

2010年7月16日(金)の竹中工務店東京本店でにシンポジウムのメモが出てきた。小川師匠の言葉である。

(弟子入りは)15歳がいい。18歳では遅い。15歳で来ると、身体が仕事の体になってゆく。大学卒、体ができてからだとキツイ。朝も寝てたい。身体が出来て頭を使う。身体がしんどいので頭で考えるようになると、ズルを考えるようになる。

これは私のこれまでの経験とよく合う。
15歳と18歳というのは、ちょうど高専と技科大に当たる。それぞれ高度な技術者を養成するという使命を掲げているが、それぞれに果たすべき役割があるはずである。そのとき、学生の年齢というものを考慮しなければならない。
高専ではできるが技科大ではできないこと。またその逆もある。高専の年齢のうちにやっておかないと、技科大にきてからではもう遅いということもある。技科大できちんとやると、それまでの高専での経験が飛躍的に伸びるということもある。

高専と技科大は現在様々な連携を行っているが、高専(年齢)でこれをやってくれていたおかげで、技科大で飛躍的に伸びた、また、技科大(年齢)でこれをやってくれたおかげで、高専での教育が十二分に展開された。そういう連携を構築したいものである。

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教養とは人の心が分かる心

部屋の整理をしていたら、養老孟司さんの講演CDが出て来た。「話が通じない人の思考」。
もう内容を忘れてしまっていたので、再度聴く。
聴いているうちに前に聴いたことを思い出してきた。

この中で養老さんが、自分の先生が言われた言葉を紹介されている。

教養とは、人の心が分かる心をいう。

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1月4日

今日は1月4日。

研究室で、年賀状を書き、研究室の整理をし、PCのファイルの整理もした。年末からずっと整理しているが、なかなか終わらない。それほど乱れていたのだろう。録画したTVを見ながらのんびりやってます。

今日は4日だけれども、それでもいつもはあまり感じられない清らかな空気が漂っている。
これが正月なのだろう。普段もできるだけこれを壊さないようにしたいものである。
そうすれば、学生も私たちも、もっと幸せになれるに違いない。

お金も計画も覚悟も苦労も何もいらない。ちょっと気持ちを変えるだけである。気持ち。つまりは気の持ちようである。こんな簡単で、その実一番難しいことから始めたい。

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人間力養成研究会5

人間力養成研究会5の第3部は招待講演。


今井 彰氏(「プロジェクトX~挑戦者たち」チーフプロデューサー、元NHKエグゼクティブ・プロデューサー、名古屋経済大学客員教授)
「日本人の底力~本物のリーダーたちの「人間力」~」

この講演は、総合教育院の特別講演会として開催された。


会場は満席


静かに語り始める今井氏。


次第に熱を帯びてきます。


笑いもあります。


絶好調です。

聴衆の心に染み通る講演だった。


終了後にツーショット。

その後は懇親会。例によって、きく宗さん。


乾杯~!


ここでも熱弁をふるう今井氏。


メンバーも熱く語ってます。


あちこちで真剣な議論が展開されています。


料理の締めは菜飯田楽。


まだまだ議論は続きます。


私も何やら語ってます。

熱い人ばかりで話は尽きませんが、新幹線の時間もあり、懇親会終了。

これにて今年度の人間力研究会はお開きです。
ご協力頂いたみなさまに心より御礼申し上げます。

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